2016年 04月 04日
04042016 |
昼の国立天文台に来るのは初めてかもしれない。
この日は夜半から雨で、ハッキリ言って行く気も削がれていたけれど、バスに乗って三鷹駅に着く頃になると、まさかの晴れ間がのぞいてモチベーションがあがった。
帰りのバスぎりぎりまで、歩き回って(広いキャンパス内をほぼ1周したような格好)御土産も買って、無事新宿へと辿り着いた。この日から営業を開始したバスタ新宿。非常に微妙な動線とデザインで、天文台で歩いた距離以上に疲れてしまった。4Fのバス出発階に行くエスカレータは、上りの1本のみで下りはなく、見送りに着た自分は待合のような場所にあるエレベータで降りなければならない。そのエレベータもバス利用以外の他階のお客も使っていて、大変な混雑だった。開業ブームが落ち着いたら空くのだろうか。
上りエスカレータの降り口にはバスターミナルの発着場所などを記載した看板があるけれど、それが通路がちょうど狭くなったところに建っていて、バックパックやスーツケースを持って嵩の大きくなった人が動脈硬化を起こし、人の流れを止めてしまっていた。などなど。改良が進んでくれたら良いのだけれど、両親はそんななかでも、東京という人の多さを楽しんでいたように思うのだった。
この日は夜半から雨で、ハッキリ言って行く気も削がれていたけれど、バスに乗って三鷹駅に着く頃になると、まさかの晴れ間がのぞいてモチベーションがあがった。
父は無類の星好きで、地元の天文台のメンバーにもなっている。野辺山には母と行ったことがあるらしいが、ここに来るのは初めてで、子どものように目を輝かせているのが直ぐ判った。
前日に長距離バス移動と浅草などの観光で相当疲れていて、2日目はのんびり過ごすと断言していたところに、「明日は国立天文台に行きますかね?」と提案したら、ミサオがバルセロナのミース・ファン・デル・ローエ建築で見せたときと同じように、一気にオーラが変わったくらいだから相当だろう。
「ここは絶対に見ておきたい」、「ここへは立ち入ることが出来るのか?」等々、テンションMAXの父を横目に、母は文句も言わずに見学をしている。この辺のバランスが大好きである。野辺山の電波望遠鏡を見に行ったときは、父は言わずもがなで、母は望遠鏡が皆んな同じ方向と角度をしているところがツボにはまったのだそうだ。見学者にはステッカーを体のどこかに貼っておくよう命じられているが、僕に貼っ付けてあったそのステッカーは、綺麗に剥がして御土産に持って帰ってもらうことにした。
Carl ZeissやNippon Kogakuなどの文字が並ぶドーム内。何でもかんでも商標ばかりで退屈な現代のロゴやマークと違って、当時のフォントはイキイキしていてリアルな感じがする。前日に長距離バス移動と浅草などの観光で相当疲れていて、2日目はのんびり過ごすと断言していたところに、「明日は国立天文台に行きますかね?」と提案したら、ミサオがバルセロナのミース・ファン・デル・ローエ建築で見せたときと同じように、一気にオーラが変わったくらいだから相当だろう。
「ここは絶対に見ておきたい」、「ここへは立ち入ることが出来るのか?」等々、テンションMAXの父を横目に、母は文句も言わずに見学をしている。この辺のバランスが大好きである。野辺山の電波望遠鏡を見に行ったときは、父は言わずもがなで、母は望遠鏡が皆んな同じ方向と角度をしているところがツボにはまったのだそうだ。見学者にはステッカーを体のどこかに貼っておくよう命じられているが、僕に貼っ付けてあったそのステッカーは、綺麗に剥がして御土産に持って帰ってもらうことにした。
帰りのバスぎりぎりまで、歩き回って(広いキャンパス内をほぼ1周したような格好)御土産も買って、無事新宿へと辿り着いた。この日から営業を開始したバスタ新宿。非常に微妙な動線とデザインで、天文台で歩いた距離以上に疲れてしまった。4Fのバス出発階に行くエスカレータは、上りの1本のみで下りはなく、見送りに着た自分は待合のような場所にあるエレベータで降りなければならない。そのエレベータもバス利用以外の他階のお客も使っていて、大変な混雑だった。開業ブームが落ち着いたら空くのだろうか。
上りエスカレータの降り口にはバスターミナルの発着場所などを記載した看板があるけれど、それが通路がちょうど狭くなったところに建っていて、バックパックやスーツケースを持って嵩の大きくなった人が動脈硬化を起こし、人の流れを止めてしまっていた。などなど。改良が進んでくれたら良いのだけれど、両親はそんななかでも、東京という人の多さを楽しんでいたように思うのだった。
by Tashinchu
| 2016-04-04 12:00
| Astronomy