2015年 03月 24日
24032015 |
流れ星に願いをというのはあるけれど、いつどこに流れ星が流れるか判ったら、と考えたことはないだろうか。実はそれらしきことは可能である。科学の進歩、とりわけ計算の分野の正確さには目を見張るものがある。
正確にはそれは流れ星ではないので残念ながら願っても叶うかどうかは判らない。そいつの正体はイリジウムフレアで、いわゆる人工衛星のソーターパネルが太陽の光を受けて急激に明るく輝くことで見えるものである。今回はちょうど時間も良かったので、これまた三脚にカメラを据えて目標が現われる空の方角へ向けてみた。闇雲に狙っても仕方がないけれど、アプリにはいつどの方角にイリジウム衛星の閃光現象が発生するかを秒単位で示すことが出来てしまう。凄い時代になったものだ。
正確にはそれは流れ星ではないので残念ながら願っても叶うかどうかは判らない。そいつの正体はイリジウムフレアで、いわゆる人工衛星のソーターパネルが太陽の光を受けて急激に明るく輝くことで見えるものである。今回はちょうど時間も良かったので、これまた三脚にカメラを据えて目標が現われる空の方角へ向けてみた。闇雲に狙っても仕方がないけれど、アプリにはいつどの方角にイリジウム衛星の閃光現象が発生するかを秒単位で示すことが出来てしまう。凄い時代になったものだ。
中央の明るい星は木星、その右下を流れているのがイリジウム衛星
このイリジウムフレアは、明るいものでは昼間にも見えるらしい。この日の等級は-2.9くらいあったはずで、木星と同じよくらい明るかったように思う。そして今回のフレアの線は短いけれど、アプリによると長いものはISSみたいになるものもあるようなので、時間と方向(これが結構重要で、街に住んでいると建物や電柱なんがか邪魔になる)が上手いこと合ったら狙ってみようと思う。ISSも最近は撮ってないので街中でビルとかも入れつつ撮ってみたいものである。ISSは1機しかないけれど、かなりの台数が飛んでいる衛星なら結構な確立で見られるので、もし星に願いをということならイミテーションだけれど観測してみるのも面白いかも知れない。時間と場所がハッキリしているので、子どもの前だったら預言者にもなれてしまうかもなので、お盆にいとこの子ども(は何て言うのだろう)に試してみようかな。
もし夕刻や明け方にゆっくり動く明るい物体が現われて消えたら、それは運よくフレアを見られたということだろう。残念ながらUFOではないし、火の玉でもない、、、。
関連サイトはこの辺り
イリジウム衛星をみよう
もし夕刻や明け方にゆっくり動く明るい物体が現われて消えたら、それは運よくフレアを見られたということだろう。残念ながらUFOではないし、火の玉でもない、、、。
関連サイトはこの辺り
イリジウム衛星をみよう
by Tashinchu
| 2015-03-24 19:10
| Astronomy