音・岩・光

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03052017

BBQも順調に進んでいる頃、この日はもうひとつ大きなイベントが頭上で繰り広げられているのでその準備を。天気がホント気になっていたけど、薄曇の中にしっかり確認出来ました。

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iPhoneカメラと接眼レンズの撮影にも慣れてきた




左右が逆になっているけど、この日は月面Xが発生する日。月が満ち欠けをするのは誰でも知っているだろうが、天体は常に動いている訳で、その日のうちでも実は月はゆっくりと満ち欠けしている。つまり満月や半月の夜だってずーっと観察をしていると、陰との境界線が微妙に動いているのである。それに気付くには、肉眼ではなく望遠鏡の手助けが必要で、しかもずっと覗かないといけないのでかなり根気がいるけれど。そんな訳で、この月面Xも同じ作用が働いて、発生時間と観測場所とのタイミングがバッチリあったときだけに見られるレアなイベントを、それを見るために必要な望遠鏡のある場所で見ることが出来た幸せ。


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写真中央、「X」が浮かび上がってきている


時間がたっぷりある日に、満ち欠けの作用によってXが段々と浮かび上がってくるのを動画におさめてみたい。月追尾機能はうちの望遠鏡にも付いているのだろうか。約2時間ぶっ通しで録画して、30倍速くらいに編集したら4分くらいにはなる訳で、なかなか大変な作業になりそうだ。撮影中に雲が掛かってしまってもいけないし、追尾が外れてきても(30倍速なら追尾補正も気付かない程度だと思うけど)駄目だし、2時間録れる記憶媒体の容量も必要か。。。タイムラプスがやっぱりベストなのかなぁ、とか、BBQに色々思案してみた。


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木星の縞模様と衛星も見えた




僕らもN里家も東京の明るい夜を過ごしているので、木星を見たり人工衛星を見たりするのは新鮮だ。写真はかなりトリミング拡大しているけど、ちゃんとそんな風に見えたし、10cm以下の望遠鏡でもレンズが良いとちゃんと解像してくれる。曇っていたけどここまで見られたのだから性能はいいんだなと改めて感じたし、木星の縞模様が見えたのはもしかしたら大気の揺らぎが少なかったのかも知れないな、とも。同じ機材で臨んだ今年1月の月面Xのときよりも、天候は別としても明らかに大気の状態はこの日のほうが良かったのだろう。次回は7月1日。梅雨の晴れ間に見られるか、今からまた楽しみである。





おまけ
Nikonのモナーク5 8x42双眼鏡で、独り春の夜空を眺めた。ほしぞらの探訪でも書かれていた、蟹座の四辺形やM44がバッチリ見られて先ずは目的達成。長野で星空観察を売りにしている、星空の宿スターパーティのオーナーさんがやっているBlog「スタパオーナー八ヶ岳日記」にも紹介されている、勝手に星座線(Blog内では星列)つくりの星々(こぐま座 北極星のリングやおおぐま座ミザール近傍ミニ小北斗など)も確認できたし、とにかく蚊が居なくて気温も過ごしやすいこの時期の星空観測は楽しい。その辺はまた次回につらつら書いてみようと思う。

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by Tashinchu | 2017-05-03 19:00 | Astronomy | Comments(0)

03052017

今年のG.W.帰静は、友人家族も一緒に誘って田舎でのんびりプランを。当初は高速バスで帰るはずが、予約したのに期限内の支払いを忘れて満席となってしまい、ならばと終電の新幹線に乗るために新横浜からのチケットを仕方なしに買っておいたら、G.W.前日仕事が遅番から早番に変わって、品川からでも良かったんじゃない?という…。結局のところ、早番の日にお弁当を家に置き忘れて出社したので、帰省中ずっと家に放置するのはあまりにも危険だし、仕事後に一旦帰宅して回収して、予定通り新横浜から新幹線で帰静出来たという、アクシデント続きの月次変更線。一旦帰宅するなら洗濯物も済ませられたんじゃないか?とか色々考えたけど、まぁ実家の鍵を忘れることはなかったし、無事に静岡に到着できたから良しとしよう。

ここまで5月2日の話


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道の駅にて



N里家から朝6時半に「出発しました」メッセージで飛び起きた3日の朝。お昼前に到着してしまうと、僕ら(静岡市内)よりも先になりそうな予感が。先に到着して出迎えの準備をしておきたかったけど、いそいそしても仕方がないので、N里家の現在地情報を元に島田あたりで合流できれば楽かもという算段で市内を出発。彼らが降りる第二東名から藤枝バイパスへと入る辺り(僕らはバイパスでやってきているの)で、「今どの辺?僕らは原トンネル入るよー。」と送ると、「僕らもです!」ですと!?目を凝らしてみると、前の前に見覚えのある車が走っているではないか!ということで、まさかの路上Meet。そのまま静岡名物の炭焼きレストランさわやかへご案内して昼食を。まさかここからスタートするとは思わなかった。


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N尾家は肉を食べないので雑炊とかを注文




その後は、BBQの買出しなどをしつつ3時半頃に目的地の実家へ到着。着いたそばから炭をおこしてBBQ開始でございます。食材の一部は畑から。ちょっと伸び過ぎた行者ニンニクだったり、さやえんどうだったり。犬のチロルは河原で思い切り走ってみたり、Yukiちゃんはテンション上がりまくりで、初日だけでも好奇心から来る知能指数がみるみる上がっていくのが見えたり、何にもないところだけどそれが贅沢な場所なんだなと改めて感じたのでありました。ここから毎晩のBBQが続きます。


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おきまりのスモア


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by Tashinchu | 2017-05-03 15:30 | Foods | Comments(0)

01052017

ボルダリングを題材にした漫画「のぼる小寺さん」の新刊兼最終巻が発売された。全4巻の4巻目。特に目立ったストーリーは無く、登っている小寺さんを淡々と見るだけの漫画。1巻の最初は(読者を取り込みたかったのかも知れない)、同人誌みたいな女性の描写が好きになれなかったけど、それを過ぎると傍観している人の一部になる感じで読める。ボルダリングとは言うものの、今の世間の認識もそうだけど、「岩」というよりは部活(小寺さんは高校生)であるボルダリング部やジム、コンペなどの、インドアなストーリーが大半を占める。自分もここんとこ岩を触ってないので、そんな感じなんだけど。5年前には考えられなかった日本のクライミング熱。今後どうなっていくんだろうねぇ。


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もうひとつ

こっちは既に4月半ばに発売になっていた「ほしぞらの探訪」の新装版。1970年代に初版が発売されて、その後一度新訂されたのちに完売になっていたらしい。いま住んでいるところには望遠鏡がないし、東京の夜は明る過ぎるので星雲とか銀河を見ることはしない。この本では肉眼や双眼鏡・小径望遠鏡で楽しめる天体が沢山載っているらしいので、それなら東京でも楽しめるかもしれないと思い購入を決めた。初版の内容をほぼ踏襲しているので、ちょっと古めかしい表現があったりするけど、当時のプラネタリウムでの説明観たいな感じがして、それもまた面白く読める。写真は白黒だけで、しかも見開き半ページ全部を1枚の写真で掲載とか、そういうババーン!といったインパクトも全くない。かなりシンプルな作りになっているのは、大きく引き伸ばしたカラー写真では、実際に観測したときとの差にガッカリしてしまうだろうことを予測して、小さな白黒写真だけに留めているんじゃないだろうか。オリオン大星雲(M42)だって、写真でみたら不死鳥が飛んでいるように見えるけど、望遠鏡ではあんな風には見えないし、写真のままを期待して覗いてみたら、何だか良く判らない淡い光が微かにという経験を持つ人も多いはずなので、これが正解だと思う。


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春の星座からスタートしてくれているので季節感もバッチリだし、これから1年かけてそれぞれの星座を楽しんで行こうと思う。肉眼では流石に楽しみめる天体が極少数しかないので、G.W.で帰省したら見られそうな天体を片っ端から見ていくつもり。そしてサブ機になった(はずの)Vixenの双眼鏡を持って帰ってくれば、東京の夜空でもそこそこ楽しめる天体を、肉眼のそれよりかはこの本からもPickup出来るのではないかと思っている。少し前に書いたけど、まずは蟹座の四辺形と、その中でぼんやりと見えるプレセペ星団(M44)からだろうな。



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by Tashinchu | 2017-05-01 10:00 | Books | Comments(0)