音・岩・光

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30012017

リタイア(ed)クライミングロープを沢山いただいたので、以前から作ろう作ろうと思っていたものを作ることにした。本当は自分のロープが駄目になったらと思って、その時期を今か今かと待っていたんだけど、日本に戻ってきてから一度もロープ巾着を開けていません。リードにもマルチにも行ってません!ついでに言えば、外岩は帰国して3年で3回(内2回は開拓場所探し)とか、インドアーな人間になってしまったもんだなぁ。。。


という訳で、つくり始めようと思ってはみたものの、どんな風になっているのか判らず、写真をみたり色々検索をかけてみると、出てきました!便利な平面図をPDFでダウンロードできるサイトがあるんですね。で、早速それをゲットしてプリントしたいが、うちにはプリンタがない…。

そんな時のコンビニのコピー機と思ったら、当たり前なんだけどこのファイルサイズは等倍プリントすると縦横が1000mm×650mm位もあるもんだから、徒歩1分のところにあるセブン○レブンのコピー機では「ファイルサイズがおおき過ぎます」と言われてA3縮小すら出来ない。セブンのカラーコピーはコンビニの中でも優秀と思っていたんだけど、大きなファイルサイズへの対応能力は低いことが判明。

ならばと、ほぼ隣にあるファミリー○ート(徒歩2分)へ。ここでもファイルサイズが大きいと言われたけど、ちゃんとA3縮小でプリントアウトできました。なるほど、コンビニのコピー機も得意不得意があるんだなと意外な収穫。そして出てきたA3を四分割して更にA3に拡大すると、ほぼほぼ目的の大きさになったのでようやくこれで作業が始められます。

が、まだまだ試練は続く。土台となる板が欲しいのです。900mm×600mmの集成材はこれまた結構な御値段がするし、コンビニは超近くにあるのに最寄のホームセンターは自転車で30分も掛かる。ネット通販だと2~3日以内の発送で、モチベーションがある内に始められないときた。と言った感じで悩んでいると、




「!!!」




そういえば、帰宅路の途中に捨てられた大きなスノコがあったな。という訳で、早速それを回収に。幹線道路脇300mの道のりをスノコを抱えて歩く私。ゴミ(と言ってもそこそこキレイ)を漁って持ち帰る奇妙な人間を見たのであれば、多分それは私でしょう。

という訳で出来上がったのがこちら。


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ネジは沢山あるので、地道に18本をねじ込んでようやく準備完了。
ただ、ここからまた長い長い道のりがスタートするのでありました。
それはまた次回。

その2へ続く

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by Tashinchu | 2017-01-30 09:30 | Climbing/Hiking | Comments(0)

024012017

少し前の記事で作った鉋の革袋のリベットボタンを入手して取り付け。あれ?革の色が違うと気づいた人は流石。実は鉋は大小2つあるので、2つ革袋を作っていたのです。こちらは小型の鉋とその袋。リベットにする予定だったけど、リベット取り付けの工具を買わないといけないので、これだけの為にわざわざ買うのはと思い、羽折式のマグネットボタンにすることに。磁力もしっかりあって、これでようやく鉋袋は完成。


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by Tashinchu | 2017-01-24 21:00 | Instruments | Comments(0)

23012017

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宇田川直寛 個展「Assembly」へ。
何だろな、どうも京王井の頭線は苦手である。
渋谷ー下北沢ー吉祥寺といった、お洒落な街を結んでいるのが原因ではないかと思われる。

池ノ上駅から歩いて数分のところにある、QUIET NOISEが会場で、またここもいい感じの雰囲気がプンプンしている。ときたま通過していく電車の音と微かな振動が心地よかった。

宇田川さんは全く面識がないのだけれど、いつも聴いているポッドキャストのパーソナリティをしていて、この個展の紹介をしていたのでやってきた。
彼は写真家で欧州でグループ展をやったりしていて、一度どんな感じの作品なのかを見たかったのと、声しか知らないのでどんな人なんだろうという興味があってのこの日。

インスタレーションの展示は会場の隅々まで広がっていて、本人と直接話ができる時間もあって、聞くところによるとその辺に落ちているゴミや作品の制作・設営時の痕跡までが全体の一部になっているそうだ。
写真を切り貼りして作品を完成させていく手法をとっており、それを構築するためのミニ模型というか構想・イメージ案も完成形に組み込まれていて、宇田川さんの頭の中がどんな風に目の前に浮かび上がる空間を築き上げて行ったかが想像できるようになっており、これは全く新しい体験をさせてもらった。

ポッドキャスト内のものいいを聞く限り、結構自分とも近いような感覚を有している気がしていたけれど、短い間だけど直接会って話をしてみて、どうやらそんな感じで間違いなさそうな感じがした。
ガチッと決めたいという真面目さと雁字がらめになることを嫌う緩さが、交互に、もしくは渾然一体となった感じの人物像、と言った感じで、「適当」と「テキトー」を内包しているのは親近感が沸いた。初めて会ったけれど、そんな感じがしなかったのはポッドキャストのお陰だけではないと、僕自身は勝手に思っている。


今後も番組や写真展を楽しみにしようと思う。

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by Tashinchu | 2017-01-23 14:00 | Photograph | Comments(0)

22012017

高尾山以来のTeam Shing-Kongの集まりで川口まで。いろいろ話題になったことがある鳩のポスターを無事に発見して、そのままN里家へ向かった。この日は全体的に面白い風景に出遇うことが多かったように思う。


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かなり凶暴な鳩が川口には生息しています


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沖縄と札幌
車種まで同じだったら凄いことだったなぁ、とか



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フィーバーしまくりの駐車場、とか



ランチはN里家御手製の餃子とお好み焼き。Yukiちゃんはハイハイが出来るようになっていて、掴み立ちもお手のものって言うところまで成長していた。次回は歩いているんじゃないかと思う。いよいよパパとママが大変になってくる時期でもある。犬のチロルも元気そうで、Yukiちゃんに色々ちょっかいを出されながらも、来客に興奮していたように思う。






食事の後は、いつも通りのCrazeへ。




前回作っておいた課題を頑張ってみるも、やはり全部が繋がらない。スタッフは軽々登っていたので問題なさそうだけれど、3級とかそんな感じとの感想だそうな。うーむ、もう少し難しいと思うんだけどな。
Yukiちゃんがぐずってきたところで、Crazeセッションが終了。次回は必ず!(と思っていたら、ホールド変えが行なわれてしまったようで、、、)

折角ならということで、夕ご飯もご馳走になってしまった。ご馳走さまでした。お礼にと言う訳ではないけれど、チロルと散歩に1時間ほど出て付近を散策。なかなかこんなに長く歩くことはないらしく、後半戦は「えっ!?まだこの先まで行くの?」的な顔をされてみたり。帰宅したと同時に思い切り水を飲んでいるチロルの姿が印象的だった。携帯を持たずに出掛けたので、皆は道に迷ったのか心配していたそうな。


とまぁ、1日お付き合いをしてしまったけれど、また食事や登りを一緒にしたいものである。

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by Tashinchu | 2017-01-22 16:00 | Climbing/Hiking | Comments(0)

21012017

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日本人の英語習得を難しくしている要因のひとつに、日本語の「過去形」は「過去」と「完了」と「過去完了」を区別しないがために、英語のその時間観念を1から勉強しなければならないことがあると思う。

とその前に、クリスマス兼誕生日プレゼントでいただいた、ブックカバーが大活躍なのでそれを。出勤や帰宅時の電車の中で、堂々と「静岡県の方言」と書かれた本を開く勇気は僕にはない。手作りなのかな、タグが付いていないのでそうだと思うけれど、これがしっかり出来ていて、本の大きさによってカバーを調節できる機能まで付いている。今後も大活躍してくれること間違いなし。ありがとうございます!



で、静岡の方言なのになんで英語?となる訳だけれど、静岡弁には標準語にはない「過去完了」の観念を表現する言い回しがあると書かれていたからで、その辺についてを掻い摘んでみようと思う。どの言い回しかというと「…っけ」がそれにあたり、「(動詞の)過去形+っけ」で過去完了になる。「名詞+る(ドイツ語はen)」で動詞化するのに似ているから、昭和生まれの静岡人よ気付いておくれ。

例えば、標準語で「昨日ディズニーランドへ行った。」と書くと、単純に過去の1点を言っているのか、行ってきたという経験や完了を言っているのか、会話の流れでなく1文章として見ただけでは全く判らない。もともとその辺を区別しないのが日本語なんだろうケド。そこで「…っけ」を付けて、「昨日ディズニーランドへ行ったっけ」とすると、私を含め静岡人的には過去完了してる文章だなというのが理解できるようになる(はず)。行ったという経験と、既にそこにはおらずその動作が完了していることを、「…っけ」が見事に表しているのである。気付かずに過ごしてきたこれには自分でも驚いた。今まで別々になっていた、脳神経の英語時間観念部と静岡弁の時間観念部がガッチリ繋がるのを感じた。静岡の方言、やるなぁ。

つまりこの点だけに関して言えば、静岡人は英語の時間観念を理解できるアドバンテージを、他県の人たちに比べて持っていることになる。英語で苦心している静岡人に向けて広く発信したい。頑張れ静岡人!標準語にはない表現を方言が持っていることに気付かされたこれからは、標準語ばかりに気をとられずさー、静岡の方言を大事に使って後世に残していかにゃーいけんなーって思ったっけだよ。という感じ。


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他にもこの本には興味深いことが書かれていて、年末年始に帰省して静岡・川根弁に触れたこともあり、色々調べてみたくなるようなことが沢山あった。決め手となったのは写真にある、“中川根中学校郷土研究部が作った「中川根の方言」(昭和43年)”という記述があったからで、しかもこの大井川上流部の方言は、他の静岡の方言と異質な特性があることも書かれており、ますます調べたい欲が大きくなる手助けをしている。

本では、笹間と笹間上(石上地区)の両地区で話されている言葉のアクセントやニュアンスが微妙に違うと書かれていた。隣と言ってもいい地区同士なのに、当時はお嫁さんが笹間出なのか石上出なのかが、地元に住む人だけはそこで直ぐに判ったそうだ。他の地域の人(よその人)には区別が判らないのがまた不思議である。上流域(石上)の言葉は下流域(笹間)に来ても取れないらしく、下流から上流へ行った場合は逆に上流言葉(石上)に染まってしまうという、大阪・関西弁のような側面があることも興味深い。

事実、地元の親戚(上流部から嫁いできた)が話す言葉は若干違っていて、もう何十年も住んでいるのに取れていない。そしてそれに気付くのは少なくとも地元の住民だけ。Misaoには僕とその親戚が会話している言葉は同じに聞こえるらしい。著者の見解としては、それだけ昔は地域が狭く閉ざされていたこと、そして今日に繋がっている舗装路ではない地域間のつながりがあったことを示唆していた。これには自分も同感である。

他にも、例えばかなり内輪な話題になるけれど、大井川鉄道の下泉駅から不動の滝方面に進み左の先にある壱町河内(いちょうごうち)地区は、道でいえば下泉と繋がっているけれど昔は山を越えた反対側の徳山(だったか田野口だったか)との交流が主だったらしい。字(あざ)でもその辺が確認できるのではないだろうか。川根の水川地区と、尾呂久保地区も同じ関係だろう。山の上にある尾呂久保地区は道としては麓の上長尾に続いているが、字は水川なんだそうで、確かに消防団も水川地区に出向してくる。

こういったことを知ると、先出の壱町河内の方言は徳山寄りなのか、はたまた下泉の言葉と違いはあるのかなどなど、色々調べてみたくなってくる。川根地区がどんな風に、集落から合併して今の川根になったのか。地名・上長尾・徳山などの村時代以前の様子をうかがい知るには、書物や資料よりもこの地元言葉が最強のエビデンスツールとなるのではと思う。今のお年寄りが古来川根方言の最後の所有者になる訳で、失われていく前に何としても調べておきたいなぁという気持ちがふつふつと沸いている。次に帰省したときは、まず中中(なかちゅう:中川根中学校の略)の図書か役場の図書館に、あの「中川根の方言」が残っていないか調べてみようと思う。



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by Tashinchu | 2017-01-21 20:30 | Books | Comments(0)

16012017

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久々に川口Crazeまで登りに行くことにした。本当はベーキャンTokyoへ行く予定だったけど、植村直己展に行ってからだと時間が微妙だった(ベーキャンは18時で一旦時間が切られる)のと、Ko-sukeが夜のCrazeでスタッフとして登っていることが判ったので、だったらという感じだった。タッチの差でYukiちゃんには会えなかったけれど、変わらずな雰囲気でKZM課題をヒーヒー言いながら皆んなで登った。流石は1日に計10段登ってしまうKZMさんの課題は、とにかくいやらしいくらいに意図がハッキリしているし、足とかMoveの勉強になる。


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バンバンさんの課題も登れず何だか悔しいので、また戻ってくる口実用に2課題(上写真の壁に)を作って終了した。2回にはどっカブりの壁もあって、ここでカチとかやってたら強くなるんだろうなぁとか思いつつ、指がもうホールド持ちたくないと言っているくらいまで最後はスラブ(逃げですハイ)で締め。

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初めての人とも仲良くなれるのがCrazeの良いところ。ベーキャンはアウェー感が半端ないんだよなぁとか思いつつ、川口から家まで40分ほどで行けることに驚きながらの帰宅となった。






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by Tashinchu | 2017-01-16 19:00 | Climbing/Hiking | Comments(0)

16012017

「植村直己 極地の撮影術」展へ。

品川駅から徒歩10分弱のところにニコンミュージアムがある。新宿にはニコンプラザがあって、Nikonさんって(Canonもそうなんだろうけど)大手なんだなぁと思う。そのミュージアムの一角で植村さんの機材や作品が展示されていて、無料で入場できるのであれば行くしかないだろう。目当ては機材だったけれど、写真のもつエネルギーが凄くて1時間くらいそのエリアを行ったり来たりしていた。

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Nikon F2 Titanium Uemura Special(上写真)が作られた所以は、1976年の12,000Kmに及ぶ北極圏走破の際にカメラが駄目になってしまい、撮影が出来なかったことによると説明されていた。「役に立たなくなったカメラを犬達が運ぶのがかわいそうだった」という植村さんの思いを背に、Nikonが完成させたこのF2。一番の見所は、フィルムの巻上げ回転方向が通常のものと逆という仕様で、これは寒さによるフィルムの割れを防止するのに一役かっているようだ。カメラを正面からしか見られないので、その部分を見られないのが残念だったけれど。どんな風にくるくる回るのか見てみたい。

レンズは50mmF2と28mmF2.8。シリアルナンバーも確認できた。近しい番号の中古レンズが市場に出ていないだろうか。同じ日に製造された(であろう)レンズが手元にある所有感。ミーハーな私にはそれだけで充分なのでした。

もうひとつ、小さな仕様の変更点で気になったことがあったので、受付のスタッフに聞いてみると丁寧に対応してくれて、技術部なのか総務につないで確認を取ってくれた。変更点というのは、「フィルムカウンターの31以降を白字から赤字に変更」と説明されていた部分で、これがサッパリ判らなかった。36枚フィルムの場合36だけ赤字にすれば事足りると思うのだけれど、回答は「-50度では、フィルムを撮影可能な枚数の最後まで撮ってしまうと、フィルムが平らになってしまいそこから割れてきてしまうためうため、それを防止するため31枚目辺りでそろそろ撮影を終了して巻き上げてください、というのが判るように31以降は赤字にした」とのこと。

40枚撮りくらいの長さにフィルムをして通常の文字色にする方法も、きっと検討されたのでは思うけれど赤字が採用されているのだから、難しい面があったことが伺える。頭の中で思い浮かべてみたけれど、どの部分が千切れてきやすいのだろう。順巻きに変更された巻き上げ方向からして、フィルムパトローネ内のところなのかなと想像した。最後になればなるほどフィルムが巻かれたRはきつくなる訳で、それを-50度以下の極地で一旦伸ばして、また直ぐに巻き上げると切れてしまいそうな気がしないでもない。フィルム押さえローラーも増設されており、平面性を更に保つ改造が行なわれていたし、まぁ、もしかしたらテレンプのところから割けるのかも知れないけれど、あとあとになってこの疑問に当たったので、また質問しに行ってみようと思う。


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このアイディアは盗んでしまおう。こういう工夫は人を幸せにすると思う。先ずは溶接にも溶けない、しっかりとした小型雲台を探すことから始めないといけないのは、強化プラスチックやカーボンなどが蔓延する現在の市場がそうさせているような気がする。アルミと鉄は今の技術があれば溶接できるのかなぁ。アルミ雲台探しもいいけど、自作になるのか。。。

写真の下に見えている露出計。植村さんの写真が素晴らしかったのは、過酷な状況下でも適正露出がしっかりと出されていたことだろうか。露出計は2つ展示されていたことからもそれが伺える。自作雲台といい、植村さんはかなりのメカ好きだったのではないかと想像できる。無線機の展示でもそれをウンと妄想することができた。誰も居ない極地で、自分の名前の入ったスペシャル仕様のカメラに、自作の雲台付きプライヤーで撮影、なんて、そう考えると最高のロケーションと自撮り棒のコンビネーションじゃないですか!


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Tobogganに載った極地冒険の機材。なんだか嬉しかったのは経由地がバンクーバーだったこと。まぁそうなる訳なんだけど、Tim Hortonsキャンプ時代に、カナダ準州出身のJr.レンジャーがやってきたときにTobogganそりをチームプレーで製作したことや、その準州へオーロラを観に独り車を走らせたこと、カルガリー/バンクーバー間20時間往復弾丸五輪観光とか色々思い出して、思い立ったらとりあえずやってみるっていう感覚を、ずっと持ち続けたのが植村直己さんだったんだなと強く感じた。スケールは小さいけれど、若い頃にそういう風に、自分も思い立ったらって言うのをやっておいて良かったなぁとも思う。


残念ながら植村さんの撮影した写真は、撮影禁止だったので載せられないけれど、引き伸ばされたあの風景を見ていると冒険がしたくなるうずうずを絶対に感じられると思う。実家にあるであろう彼の手記をもう一度読み返してみたくなる時間だった。



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by Tashinchu | 2017-01-16 14:00 | Museum | Comments(0)

10012017

好条件の中で発生したアルデバラン食。仰角はほぼ天頂付近なので山やビルに隠されることも無く、夜中の0時だったので薄明かりという感じでもないし、深夜~明け方に起きる食でもないので観測しやすいアルデバラン食だったように思う。欲を言えば、月齢が小さい半月や三日月になってくれたら映像に納めやすかったと思うけど、日本の緯度はこのアルデバラン食が起こりやすいから、またいつか起きてくれるのを待つことにしようと思う。ということはシリウス食が起きやすい緯度もあるってことになるので、明るい星の食は肉眼でもハッキリ見られそうだし、何とかして観望してみたいという気持ちにもなってくるのだけれどね。

今回の食は、潜入から始まるのでパッと消えるところを先に見られるので都合がいい。見たら寝られる訳だから。ひょっこりとアルデバランが顔を出すところも見たかったけれど、夜中の1時半頃になってしまっては翌日が、、、というのと映像を撮るときにどれくらいの時間から録画を開始すれば良いかが判らないので、今回は潜入だけを拝んでベッドに入った。赤道儀にカメラを乗せて追尾していれば長く録画は出来るけど、三脚固定では月が中央にいてくれる時間も少なく。。。まぁ兎に角、潜入が納められれば万々歳なので、その前に設定云々を含めて、試し撮りを行なった。



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上が23:40頃、下が23:53頃のようす。月の左上にあアルデバランが段々とつきに近づいているのが判る。少し正確に言うなら、本当は月が近づいているのだけれど、10分少しでこんなに動いているのだから月の動きは速い。食の始まりは00:01だったか、なので23:59頃からはカメラを動画モードに切り替えて、録画を00:03頃まで行なってみた。実際の潜入は肉眼ではぼんやりとでしか確認できなかった。というのも、さっき書いた通り月が明るすぎるためで、アルデバラン(も充分明るい星なんだけど)と月の照度差を網膜が捉え切れなかったというのが正直なところ。カメラを撤収してPCで確認してみると、これまたぼんやりだけど食の瞬間は映像に捉えることが出来ていた。ニンマリである。



17秒辺りでアルデバランが消えます



こう映像に残すのにひとまず成功すると欲が出てくるもので、今度は望遠鏡で、しかも三日月とかの時にバッチリ映像に納めてみたいもんだなぁとか思い始めてしまう私。で、次回の食を調べてみると、4月1日にあるではないか!しかも三日月で、東京の緯度だど月のど真ん中を横切るようなかたちで食が進むときた。時間は18時45分頃で仰角45度!三日月だし薄明かりの中だから、照度差も殆どないだろうし映像にしやすいんじゃないだろうか。アルデバランが明るく見られるかが未知数だけど、土曜日の夕方というのもあるし、時間がある人は双眼鏡片手に是非と思ってしまうほどの好条件の中、私は仕事をしているんだろうなぁ。。。がっくし。




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by Tashinchu | 2017-01-10 00:00 | Astronomy | Comments(0)

08012017

今年は正月休みをたんまりもらえたので、色々な工作や作業を進めることができた。全ての道具を持参できなかったけれど、実家にも色々そろっているので問題はなく、スムーズに諸々を完了させられたのは嬉しい。いわゆるのところの事情で、刃渡りのある刃物を持ってこなかったために借りた父の片刃ナイフ。やはり父の研いだナイフの切れ味は良い!

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駒の飾り切り用ナイフの鞘
ヴァイオリン横板と黒檀を使用


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初挑戦で色々バタバタしたけど、鉋バッグ
加工用の道具が揃ったので、今後は革代だけで進められるのが嬉しい
蓋を閉めるリベットボタンを探し中


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黒毛で弓の毛替えを行なった
見慣れないけれど、弦への食いつきは白とは別物
次回は金属磨きを忘れずに持って帰ってこよう
そして先端チップも交換しなければ






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by Tashinchu | 2017-01-08 13:00 | Instruments | Comments(0)

06012017

ジブリの興奮冷めやらぬ中、その足で騒弦へ。ただその前に、駐車場を出て他の打ち止めへ移動する必要がある。改めて地方都市が車社会なんだということに気付かされる。金曜の夜だったけれど、お正月休みが終わって初めての週末前夜は、そのまま帰宅する人が多いのだろう。満車の打ち止め駐車場は皆無といって良いほどで、苦もなく駐車を完了することができた。そこから歩いて騒弦へ向かうのだけれど、歩いてみると、自分が覚えているお店がどんどん変わっている、もしくは閉まっていることに気付く。それに変わって台頭してきているのがコインパーキング。10歩歩くと次のコインパーキングが見えるくらいの乱立ぶりで、しかも5台とかしか収容できない小型のものが多いことにも気付く。店が減り、テナント料を回収できないくらいなら、駐車場にでもしようかという地主さんの思いが見え隠れしているように感じられる。でも、店が少なくなったら街へ出てくる人も減る気がするんだけど、いよいよ空洞化が始まってしまったのではないだろうか。

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4月のライヴ以来だったけれど、変わらずにこんな感じの店内。声をかけてみた2人は既にカウンターに座って雑談中だった。americanfootballの新譜がBGMで流れているニクイ演出を受けつつ、店長との4人で新年の初音だしがスタート。ノダフルタやアドバルーンの曲を本人を交えて歌ってみたり、americanfootballとMike Kinsellaを引き倒すだけの時間。4人全員が違うバンドをやっていて、バンド以外のところで出す音というのは、何か違う印象の音に聞こえてくるのが面白い。この人の手癖はこのバンドを聴いていたからなのかとか、バンドの楽曲だけでは知りえない情報なんかが判って楽しかった。



だらだらと引き続け、気付けば日付変更線が傍までやってきた辺りで解散。2年連続でアメフト/オーウェンな音出しになってしまったが、来年に向けて課題曲も出来たし、ちょこちょこ耳コピも進めてみようかと思っている。久々に使うFishmanのピックアップの調子も良かったし、オープンバックのペグに換えてから初めて、アンプから音を出してみたけれど出音も以前とは変わっていて興味深かった。音を更に詰めていくことはしないだろうけど、倍音の出方やサスティンの感じがアンプからも反映されていて、生音でもアンプ出しでも行けることが判ったのは収穫だった。集まってくれた皆さん、ありがとう!また来年の音出しもよろしくお願いします。


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by Tashinchu | 2017-01-06 21:30 | Music | Comments(0)