音・岩・光

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31122016

今年は30日まで仕事だったので大晦日に帰静。久々に立ち寄った鐘庵で駿河丼が無くなっていたことにショックを受けるも、シゾーカおでんを食べられてプラマイゼロということで。姪っ子に会えずだったけど、なんとトランペットを始めたらしいなどなど、時代は進んでいることを痛感。


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その後、帰省中はいつも思ってたことだけど、10年位前に行った岩をボルダラー目線でもう一度見てみたい気持ちが高まってきたので、その場所を探しに。どの川沿いにあったかは覚えているけれど、その支流(というよりは沢)がどれだったか思い出せず、3本目の沢にしてようやく場所を特定した。手前の茶畑はなくなり、花の株を増やす床に変わっていたほどで、ここでも順調に時は流れているようだった。

当時はボルダリングなんて知らなかったし、岩の大きささえも「ただ大きい」記憶があるだけだったので、実際に戻って来て眺めてみると記憶より少し小さい感じがした。あわよくば好課題になるかも!?という期待は脆くも崩れ、シューズを履かずとも天辺まで登ることが出来る岩だったけれど、今年の登り納めはこの岩で締めさせてもらった。

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少し奥まで足をのばしてみると、良さそうな岩が出てきたけれど、苔もランディングもクリーニングが必要そうである。歩道は整備されているけれどここは私有地だろうし、奥にはPoint of Interestもあるので登りには適さないだろう。岩の質は脆くはなくしっかりしていたけれど、とにかく数が少なかった。ずっと確認しておきたい場所だったので、今回の再訪で胸のつかえが取れた感じはある。また違う何かにピンと来たときには戻ってくるのかも知れない。


思いのほか岩探しで時間を使ってしまったので焼津魚センターには寄らずに、でも暗くなる前には帰宅し、夕ご飯は年越しそば、は食べず、これまた懐かしい味を堪能。写真を見ただけで何カニか判ったら相当の北海道通と言えるかも知れない。大雨の納沙布岬で食べた花咲ガニの味は、変わらず美味しくてプリプリしていた。もうあれから四半世紀もたったことになる。2016年最後の日、時は進んで行くことを改めて実感した。

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by Tashinchu | 2016-12-31 15:30 | Climbing/Hiking | Comments(0)

25122016

DIALOG IN THE DARKへ。

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1988年のドイツで産声をあげたダイアログ・イン・ザ・ダーク。哲学博士のアンドレアス・ハイネッケ氏が発案した暗闇体験イベントは今では全世界で開催されているらしく、最近ふとしたことから知ったのだけど、Misaoさんからの僕への誕生日デートコースとしてこの日に組み込まれていた。

ここからはある意味で若干のネタバレになってしまう(ので注意!)けれど、暗闇の中へ8人のグループを組んで入り、ガイド役のアテンド(も含め計9名)と約90分間を共に過ごすのがこのDIDの主旨で、如何に視覚に頼って自分が生きているかを暗闇という媒体によって知ることが出来る。暗闇によってもたらされるのはそれだけではなく、この日に初めて会った8人の結束の速度であり、視覚障害者が普段何を思って生活しているのか、それに対して自分はどう接しようとする(というよりは時間と空間を共有する)と、より深いところで理解しあえるのかを考えるきっかけになった。この感覚は、言葉が違うカナダで自分がどう周りと接していくかを考えたときと同じようなもので、異文化コミュニケーションそのものだったと断言できる。

もともとDIDへ来る前から知っていたけれど、アテンドが視覚障害者というのが素晴らしいコンセプトだと感じられた。そういう意識で普段の生活している訳ではないけれど、彼らは何かしらの助けを必要としているように自分が無意識に反応しているのは認めざるを得ない。これが入口から逆転する。与えている側と受動している側という線引きも曖昧だし、そういう難しいことを抜きにして、一緒に楽しく空間と時間を共有できたら純粋に楽しいよねという感じだろうか。区別することが如何に無意味かが判る瞬間でもあった。

自分も白杖を持って暗闇の部屋を進んで行くと、3部屋目で光が完全に無くなり、ここからいよいよDIDのプラットフォームが幕を開ける。「暗闇のエキスパート」と紹介があったアテンドの声が、文字通りこの空間の中では頼りになることこの上なし。感動すら覚えたほどだった。

最初の薄明かりの部屋で説明を受けていたときに、アテンドは「声を出している人が、①どの位置にいて、②どれくらい自分から離れていて、③どんな姿勢かも判る。」と話してくれた。①②は想像できるとして、③までホントに判るんかい!?とちょっぴり信じられなかったけれど、これが以外にも判るようになって(きた辺りで90分が終了。。。)きて、自分にもそういう眠っているというか使われていない感覚器官があるんだなぁとしみじみ。最後の方は暗闇が愛おしくなってきて、光のある場所へ戻るのが躊躇われる、楽しいことだけを続けたい子どものような反応をみせていた。

どんなにモノを見ようとしても見えないことに自分が納得すると、五感の一角である視覚を自分が切り離す場面に遭遇できる。するとまず、自分がどのくらいの容積空間にいるのかが判るようになってくる。こういう小さな発見(=感覚の鮮鋭化)を体感すると、自分も少しだけではあるけれど暗闇のエキスパートに近づくことができるようになり、それが更に次の感覚の目覚めに寄与してくるようになる。自分の内面でこれの繰り返しを進めていくことになるのだけれど、他の8人とのコミュニケーションも必要不可欠で、声を出し合って現状報告をしてみたり手を取り合って歩みを進めてみたりが続く。初めて会ったにも関わらず、触れることにも触れられることにも全く違和感を感じないのは、まさしく暗闇の成せる業なのだろう。進入社員研修でここが使われる理由も良く判る、特に東京という土地では。暗闇と対話し相手と対話しているこの現状は、インターネットを介して姿の見えない第3者と交流することとなんら変わりはないように思われるけど、と不思議に感じられた。

最後にもうひとつ。時間の感覚が物凄く速く感じられたのが印象に残っている。最後の部屋では、食事や飲み物も買うことが出来るので、是非1,000円札をポケットに入れて暗闇に進んで行って欲しい。見えすぎて困る、何か変化が欲しいなと思うときに足を運んでみて欲しい。

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by Tashinchu | 2016-12-25 11:00 | Amusement | Comments(0)

23122016

前にも書いた通り、12月はキャンペーンをやっていて色々忙しく作業・仕事を行うことが多かった。弓の毛替えはお客さんの応対もしながら4時間で3本こなしたり、スピードが質に影響しては意味がないんだけど、レベルも上がってきているような気がする。まだまだ意識して、そして集中して行なう必要があるけれど満足してないのは伸びしろがあるということだし、満足したら成長は終わるのでこのままキープして行こうと思う。


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毛替え


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箱開け



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パッチ貼り


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革巻き交換



そんな中、気になるニュースが。
ローズウッドの輸出入の際してワシントン条約にからむ規制が来年から始まるとのこと。代理店さんに聞いてみると書類の量が増えるだけで、今のところ輸入に関しては問題ないと返答があったり、同業者は個人輸入の木材が停まっているとか発信していたり、今後が気になるところ。それを見越してなのか、ツゲでもローズウッドでもない新たなフィッティングを卸さんが紹介してくれた。Plum(スモモ)なんだそう。かなり軽いけれど身は詰まっているのだろうか、音はどう変わってくるんだろうか、気になる!


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by Tashinchu | 2016-12-23 18:00 | Instruments | Comments(0)

22122016

ミレニアムを返却したときに、ふと目に留まった日本の伝統色という本を借りてきた。他にも2冊借りてきたけど、これがどうしてなかなか面白くて奥が深い。ヴァイオリンのニスの色を言うときに、茶色・赤茶色・赤・朱などくらいしか表現する語彙がなかったけど、これを覚えてお客さんの説明したら評価が上がるかも知れないなと思ったりしている。「この栗梅から赤銅色へのニスのグラデーションが素敵な楽器ですよねぇ。」なんて言ったら、いちころでしょう。

本ではなくてサイトはここを参照。

図録を持っていると比較してみたくなるのが人の常で、対応している色はないものかと外を歩いてみた。光の加減や、写真の場合は色温度で違うように見えてしまうけれど、代表的なあの色たちはこんな感じの日本の伝統色に言い表せられそうである。

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書籍なので一応ぼかしを入れてます。



いつかこういうマニアックな伝統色との対応表でも作ってみようかなと思いつつ、そんなことしてる暇があったら他のことしなきゃと、葛藤の日々が続く師走。



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by Tashinchu | 2016-12-22 11:30 | Books | Comments(0)

19122016

何となくだけどジムの雰囲気にもなれて知り合いが増えてくると、そこへ通う足取りも軽くなる。定期的に回数をこなしていくと挑戦できる課題のレベルも上がって、というよりは回復してきてそれなりに楽しいから、更にまた来ようとなるという好循環。未だに初段テープの壁は厚いけれど、2級はその日の内に出来るものが多くなり、1級は何となく得意系なら歯が立ちそうなレベルにまで回復してきた。流石に2ヶ月あけていたので全盛の感覚にまで戻ってきてはいないし、指皮も柔かいのが(かれこれ数年レベルで)続いているけど、独りで同じ課題を撃ち続ける不審者みたいな見た目ではなくなってくれているのではないかと思う。セッションは楽しい。O島君やS松君、いつも付き合ってくれてありがとう。


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11月下旬からは週1のペースが保たれていたこともあり、メキメキとリハビリが進んでいるのがわかる。この日はレイ君がルートセットをしており、僕は月曜休みなのでいつも週の始まりの夜に登りに行くようにしていたけれど、この日だけは昼間の時間帯で登りに行った時に限って夜からこのエリアが開くという。。。18時からは追加料金なので、まぁ指皮も残ってないけど、次回以降に持ち越しとなった。お勧めは「ひいひい言う1級と、マジかよっていう初段」だそうです。


そんな日の帰り際、MECのバックパックを背負う私に「それMECですよね!?」って声が掛かって驚いた。話によると彼は昨年にバンクーバーへボルダー旅という名目のワーホリに行っていたようで、それで懐かしくなって声をかけてくれたんだそう。よくスコーミッシュで登っていたらしく、前からこのジムで顔は見たことがある強々さんとして認識していたけれど「どおりで」と納得した。聞けば最寄駅も隣だし、一気に距離が縮まったように思う。グレードの距離は全くだけど、、、。そんな訳で、登りに対するモチベーションは大いにあるけど、ようやく“ジムへ行く”というモチベーションがついてきた感じのある師走。



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by Tashinchu | 2016-12-19 17:00 | Climbing/Hiking | Comments(0)

16122016

Rのテールピースが目印のRickenbacker620。同じようなタイプの325にはアームが付いていて、音をうにょうにょさせたいときにそれを使う。620ではそれは出来ないので、今までどうしてもそういった感じの音を出したかった場合は、ネックをベンドさせる(折れそうで怖いのであまりやりたくない)かRテールピースを押したり引っ張ったりしていた。でも、そんなのではたかが知れている訳で、結局アーム奏法はやりたくても出来なかったのが実情である。


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そんな訳で今年、サンタにお願いをしたのはBigsbyB5C。男子はメカメカしているのがとにかく好きなのだ。浅野の般若心経もかなりエグイ感じになること間違いなし!

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ネームプレートもクラシカルな装いになって、ペグをいじってヘッドもスッキリしたし、ビグスビーがついたら更に格好良くなったと自画自賛。ピックアップとブリッジに出ている、錆びやメッキ剥がれとピカピカのB5Cとのアンバランスさが、、、だけど、あと3年もすればいい感じに錆びれてくるはずなので良しとしよう。リッケン620は巷に沢山生息しているけど、これで他者とはひと違う躯体になってくれたのではないかという気がしている。

肝心の音はというと、ブリッジからB5Cへの弦の落ち込み角が上がったので、テンションが増してパリッとした生音になった。またRテールピースは宙ぶらりんだったけど、B5Cはネジで留まっているのでサスティーンにも少なからず影響が生じていると(今のところの印象ではそう)思われる。これに関してはもう少し弾き込んでみないと判断するのは難しいところ。リッケンバッカーはアタック直後の「ジャキッ」から、すぅーっと消えていく感じが音の特徴なので、これが殺されてしまっては意味がないけど、その昔にサスティンを上げようとあれだけ頑張ったのに全く改善しないんだから、B5C装着でサスティンが向上することはまずないだろう。

B5Cの質量がボディのボトム部に加わったことで、ボディの重心バランスも以前とは明らかに変わった。これがネックの振動やボディの振動にも影響を与えていることは自明で、生音でも音が変わっているんだからアンプからどんな音が出てくるのか楽しみで仕方がない。この辺をしっかりと突き詰めていくと、他のエレキギターやアコギ、はたまたヴァイオリンにも使える部分が出てくるのではないかと思う。弦楽器について(軽く)学び生業としていると、素材や密度が音に与える影響が建設的に見えてくる(ような気がする)。

あと、いい音というのは千差万別で、また主観的であり、「おおよそ普遍的な良い音は存在し得ないのではないか」と思うのが2016年に導き出せた収穫といってもいい。あるタイプのいい音を強制して、それ色に染められてしまった第3者は、普遍的な良い音として認識してしまう危険性をも孕んでいるし、それを詐欺に限りなく近い商売にしてしまうのはどうかとも思う。それが大多数になったときには、バイアスの掛かった音が「良い音」になってしまうし、などなど。なかなかどうしてな問題だろう。


話は少し変わって、


AIの物申す事柄はまだマイノリティだけど、近い将来にAIの技術が更に進んで、例えば「自動運転VS人間の運転」でAI運転での事故がゼロになってしまった場合とか、AIが必要善になった場合に社会はどうなるんだろうと考えてしまうことがある。この例えの場合は、その方が断然に良いわけで、自動運転の自動車保険はウンと安く(もしくは無くなる!?)可能性もある。逆に人間運転の保険はべら棒に高くなることもあるだろう。もしくは更に進んで、自動運転以外は違法となってしまうことすら考えられる。

そういった感じでAIが社会に浸透して、AIの判断や仕事が人間よりも正しかろうと認識される、つまり大勢を占めている世界になった場合、いままで人間が正しいだろうと感じる倫理の事象に対して、真っ向からAIが対立するような物言いをした場合に、ヒトはどう判断を下すのだろうか、その辺に興味がある。「良い音」に対しての操作についてや純粋な「良い音」の問いに対する答えをAIは与えてくれるんだろうか、判断材料をもたらしてくれるんだろうか、知りたいけど知りたくないなぁなんて、今回のBigsby装着前後の音について考えていたときに妄想は広がっていったのでありました。


話は戻って、


Bigsbyを取り付けると、その後に必ず引き合いに出されるチューニングの不安定さの問題について。自分の楽器についているブリッジはオリジナルのもので、それが乗っている状態でうにょうにょしてどうか?となると、やはり2や3弦辺りのズレが出てくるのは仕方がないだろう。ブリッジを換えるか加工することで不安定さを潰すしかないと言った感じ。ただ、運の良いことに(なのか?)ムスタングのトレモロアームで慣れているので、チューニングがズレた状態から元の状態にアーミングで戻す方法を会得しているので、そこまで心配しなくても良いだろうという安心感はある。ムスタングで使った方法がビグスビーでも使えるので今のところはこれで良いし、いつになるかは判らないけど、今後ブリッジを加工してみようかなと思っている。

結局は趣味のギターなので、自分の好きなようにやれば良いし、良い音だって自分の主観バリバリのいい音にすれば幸せなことに変わりはない、っちゅうことだろう。しっかし格好良くなったなぁ~とケースを開けてはニマニマする日が続いている。

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by Tashinchu | 2016-12-16 09:30 | Instruments | Comments(0)

13122016

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仕事先では冬の感謝祭の一環として弓の毛替えキャンペーンも行っているので、ほぼ毎日弓の毛替えがある。他の庶務も兼任しながらなので、両手が塞がっているときに電話が鳴ってみたり、お客さんがやってくることもあるけれど、もし今後独立した時のことを考えると、いいシミュレーションにかわりはない。
とりあえず100本くらい毛替えをしてみて、やっとおぼろげに毛替えのいろはのいが判りかけるくらいと教わったけど、確かにその通りでまだまだ奥はとんでもなく深い。弓も色々で、もともとの個体の性格や、演奏者がどんな風に弓を演奏・管理してきたかが何となく判るようになってきたのは嬉しい。

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そんな中、クライマーでありヴァイオリンも弾く、N海さんが毛替えにやってきてくれたのは12月の頭のこと。以前に楽器の調整もしてくれて、旦那さんがヒマラヤ遠征に行ってる間は、音楽に集中すると話してくれた。一軒家(だったかな)に引っ越したこともあって、今後はピアノを入れる予定もあるらしい。N海夫妻は共に楽器をするみたいなので、今度ジムだけでなく音楽会もしたいなぁと思いは膨らむのでした。そう言えばM夫妻のBlogとSNSが更新されてないよねという話にもなったけれど、こちらも欧州遠征中だったようですな(と後日確認)。


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砥石が薄くなってきたので、うちの両刃包丁用に研ぎ器を作ってみた。試作品なのでV字の角度や台座の大きさなどなどを今一度調整する必要があるけれど、プロトタイプにしては元の包丁よりも切れ味が上がってくれたし、もしかしたらこれで十分かもという気持ちにもなる。時間があればメイプル材にニスを塗って、らしいモノに仕上げてみるのもいいかも知れない。



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by Tashinchu | 2016-12-13 09:00 | Instruments | Comments(0)

12122016

音楽ばかりに気が行っていたので、図書館に予約を出してから1ヶ月ほど待ってようやく予約の番が周ってきた、ミレニアム4上下巻を読むのをすっかり後回しにしていて、返却まであと数日にまで迫ってしまったので急いで読んだ。もともとの作者は既にこの世にはおらず、続編のアイディアなどが書かれたメモをもとに、同じスウェーデン人の新たな作者によって書かれたミレニアムの続編。3まででひと通りの区切りはついているので、オリジナルでない作者による続編について賛否両論があったようだ。


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画像は共にAmazonより



僕も最初は懐疑的だったけれど、日本語訳版を読んでみて文体やストーリー性などに違和感は感じられなかった。リズベットはリズベットらしかったし、ミカエルをはじめとしたミレニアムのメンバー達もそのままで、これなら更に10まで続くらしい続編も執筆されても良いかなと思う。

ただ、Facebookなどの今流行りのSNSが今後どうなるのか判らないところに、それを載せてしまったのは果たして良かったものかという部分が残る。30年後に読み返したときに、注釈付きでFacebookなどが「2000年代初頭に世界的に広まったコミュニケーションツール。2026年にサービス終了。」とか書かれるのは、ちょっぴり興ざめするような気がしないでもない。

もうひとつ、最後の展開が恐ろしく早かったので、もう少し丁寧に時間軸が進んだら良かったのになぁというのも感じた。書いてたらページ制限ギリギリになってしまったんだろうか、プリズンブレイクのあっけない幕切れみたいに終わってしまったので、ちょっと残念。でも上下2巻を3日(平日2日+週末1日)読み終えたことを思うと、それだけ一気にのめり込むほどの内容がそこにあった訳で、外界を気にせずに読みふけるのは久しぶりだったし、良い意味で心地よい疲労と満足を味わうことが出来た。



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by Tashinchu | 2016-12-12 10:30 | Books | Comments(0)

05122016

今年8月28日のようすをせっせとYoutubeにあげる12月初旬。オリジナルの曲も1日で出来るくらいに音楽熱は上がっていて集中力は高い。


ノダフルタ






herpiano





tatami




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by Tashinchu | 2016-12-05 19:30 | Music | Comments(0)