音・岩・光

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31102016

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このところVoigtlanderのSWH15mmレンズが活躍する機会が多い

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by Tashinchu | 2016-10-31 14:00 | Photograph | Comments(0)

26102016

幸運なことに、有名製作家のオールドイタリーをクリーニング&弾く機会があった。この楽器には松脂がこびりついていて、表板ニス面上の居心地が相当に良いらしく、合計10時間ほど掛けてようやくオリジナルニスの輝きに辿り着く長い道のりを必要とした。

調整&クリーニング前の音の状態とクリーニング後のそれはまるで違っていて、毎日のクリーニングの大切さを再確認。無駄なものは「着けない・付けない・残さない」がやはりベストなんだという思いが強くなった。通常のクリーニング方法では全く歯が立たない、クリーニング大好きのスタッフが取り組んでも駄目だったくらいの頑固な松脂堆積について、どのようにそれを落としていくかの経験や方法も編み出せたので収穫三昧の2日間である。その後の指の凝りは凄まじいものだったけれど…。


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調整後に持ち主が試奏してくれて、それがやっぱり上手いんだわ、微細な指摘を音として表現してくれるのに感動しきりだった。例えば、駒足が合っていなければ隙間があるのを視覚的に認知できる、というように耳からくる感覚的なものよりも、視覚に訴えられるとそちらに注意は向ってしまいがちだ。けれども、自分が試奏したときには感じられなかった更にワンランク上の音が、彼の演奏能力をもってすると引き出せそうなんだけど、「引き出せていない(けど良い)音」として現状が出てきているのを耳にすると、この音と職人サイドが思う現状セットアップとの因果関係がよりクリアになってくる。

今回の場合でいうと、既に駒の高さが足りないので、これ以上のハリやコシといったテンション感を音に加えるのは既築のセットアップでは(他にも色々あるけど)難しいと、演奏をしなくても数値を使って理論的に導き出すことはできる。ただ、それを音として提示されると理論的/物理的要因を逆説的に感じられて、原因と結果がひとつの線としてバチッと繋がってくる。この体験は凄く価値のあるものだった。同時に、もっと自分の演奏技術を上げないと、そこに気付けないよとも突きつけられたんだけど(まぁ、演奏家と二人三脚で突き詰めていけば良いところではある)。そして、アプローチは違えど突き詰めると結果として同じ答えに行き着く点も興味深い。



最近はいい音のする楽器に触れていなかったので、久々に豊満で潤沢に贅沢な音を感じられてリフレッシュできたし、この楽器と自分の楽器とを比べて何が音的に違っていて、構造的にまた物理的に何をどうすると理想の音に近づけるのか(またその限界)についても、いくつかの方法がみつかったのでおいおいそれを試してみようと思った。きっかけがあると行動に繋がるけど、それがなくても行動できる人は凄いと思う。

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by Tashinchu | 2016-10-26 17:00 | Instruments | Comments(0)

24102016

新橋へ行く予定だったけれど鎌倉へ。天気はすこぶる良いが、日陰にいるとヒンヤリした寒さが芯に迫ってくる。朝の早い時間帯の湘南新宿ラインなら、乗り換えなしの直通で北鎌倉駅まで繰り出せるものもあるらしいが、自分達は戸塚で乗り換えてそこから北鎌倉入り。今日はここから鎌倉駅まで、大仏コースと称されたハイキングコースを歩き、鶴岡八幡まで足を延ばすスケジューリングを立てた。


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大船観音がお出迎え
非常に親近感の沸く観音様


北鎌倉駅はビブリア古書堂の事件手帖の舞台でもある。全巻読破したけど細かな固有名詞は忘れてしまったので、最初の目的地(といっても駅から数10秒なんだけど)円覚寺が舞台なのかどうかすら怪しい。まだブームが残っているなら、看板なんかがあるんじゃないかと期待してみることにした。一応これは本日の裏目的。表はというと、鎌倉にある国宝の内の3つを見てまわること。三角点ハントはお休みして、国宝ハンティングを1日歩いてしようという感じ。円覚寺はえんがくじと読むようだ。



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三門(山門)はスケールから違った




東京都心から直ぐ、しかも歴史のある鎌倉なので、いつも混みあっている印象だったけど、境内入口から人は少なくて音もあまりせず良い感じ。北鎌倉だからなのか、週末じゃないからなのか、最終的に大仏様や鶴岡八幡まで出てみるとバッチリ混んでいたので、北の影響が強いんじゃないかと思う。静かに神社仏閣を巡りたいなら北鎌倉だとそう感じた。

ここ円覚寺には2つの国宝がある。開始から2つも見られてしまうのは嬉しい。この時点で残り1つになってしまうんだけど(しかもそれは何度も訪れている大仏様)。境内の奥まったところに2国宝は位置しているので、後ろの予定も詰まっているし、サクサクっと見て周るべきなんだけど見所が満載で思うように前に進めず、観光客はいないけれど建物や風景に行く手を阻まれている感じ。

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Hiroは潔く単焦点レンズ1本でやってきた。僕はというとRFカメラなので3本も欲張って持ってきてしまい、更に歩みが遅くなる。しかもバッテリーの持ちがすこぶる悪いので、この時点でバッテリー残量が3段階表示の2/3に減少。最後の1/3はないも同然なので、半分消費してしまった計算になる。1つ10,000円以上もするユーザーアンフレンドリな予備バッテリーを失くしてしまったことが悔やまれる。


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年に数日しか公開されていない国宝舎利殿
何10mも手前からしかその姿は拝めず



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長い階段を登っていくと、2つ目の国宝 洪鐘に辿り着く
関東で一番大きな鐘楼なんだそう




鎌倉時代は戦国から江戸時代の建物とは違って、奈良や平安期に見られるような大陸の影響が少なからず見られて楽しい。大きく言ってしまえば、奈良・京都は1000年の都の面影があるけど時代が一箇所に渦巻いていて判りづらく、東京は戦国以降の様式や日光東照宮に見られるような徳川権威の装飾が凄まじい部分がある。1000年前の中世(でいいのかな?)建築や歴史がポツンと切り取られたように残っている、鎌倉の魅力はそこにあるんじゃないかと思うし、その辺に注視してみてみると面白いと自分は思っている。


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お堂内の木像は撮影禁止だったけれど、係りの人に「堂内ではなく垂木を撮りたい」旨を伝えると、それであれば問題なしとの回答をもらい撮影させてもらったのが上の写真。判りづらいけれど、2段になった垂木が梁に対して放射線状に伸びているこのお堂。造りが宝形・方形造なので当たり前と言えばそうなんだけど(中から見てみたい!)、その係りの人の話によると舎利殿の垂木もそうなんだとか。遠目では入母屋造りに見えた舎利殿に放射垂木、実際は寄棟であったとしてもこれはますます見てみたくなる。年に何日かある一般公開はいつなんだろう。お礼にという訳ではないけれど、この佛日庵で人生初の御朱印をいただいた。御朱印集め、したくなっちゃうのかなぁ。ちょうど開催中だった鎌倉名所スタンプラリーは、もれなく用紙をゲットして、まんまと企画者の術中にかかってペタペタすることになったという。









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浄智寺境内を横から



バッテリー表示を見るのが怖くて、ここから写真はあまり撮らずに大仏コースを進んで行く。円覚寺の次は、東慶寺や浄智寺を拝観するんだけど、円覚寺で相当のバッテリーと時間を使ってしまったためスルー。帰宅して調べてみると、このあとにやってきた丘陵地の天辺を稜線歩きのように進むハイキングコースは「葛原岡ハイキングコース」と呼ばれているようだ。後半部は「大仏ハイキングコース」らしい。保育園や幼稚園の子どもたちも歩いていたし、バックパックで観光中のポルトガル人カップルがいたのも頷ける。眺望はあまりないけれど、名前の由来になっている葛原岡神社付近では、僕らは見られなかったけど富士山も見られるらしいし、どんぐりなんかの木の実や落ち葉も沢山落ちているし、とにかく地層・地盤のようすがまじまじ見られて楽しいコースだった。コナラが餌物を探している姿にも遇えたし、自然は豊かで街の活動音も聞こえてこない快適なハイキングコースで、期待以上のオススメハイキングコースだと思う。


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海が見えるポイントも一応ある



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トンネル工事は終わっていた
10年以上前は工事最中に歩いてくぐった記憶がある


丘陵地を行くハイキングの終了地点はトンネル脇。こんなところに降りてくるんだ。鎌倉幕府がこの場所を選んだ理由が良く判る、丘の向こうとこっちを結ぶ大仏切通しは寄り道すると見られるので、最後に急な階段をひと登りして確認してきた。下りてくると一気に車や人の音が大きくなって、街にやってきた感がプンプン。少し歩くと多くの外国人観光客に囲まれた大仏様が迎えてくれた。


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広角で撮ると足長大仏になる
年始に始まった補修工事も終わり、お姿を拝められる



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三猿と太陽・月が目印


高徳院の入口では青面金剛像がひっそりと鎮座しており地域の信仰の様子が見られる。鎌倉の土地・地盤、切通しを見るハイキング、奈良・平安と戦国・江戸時代に挟まれた隙間建築のようすを実際に見ていると、教科書って本当に重要な“ことがら”しか書かれていないのを実感できる。それと実際とを見比べていくと理解は深まるし新たな発見や知見、疑問も生まれてくる。旅とまでは行かなくても、日頃のベルトコンベア生活に刺激を与えてくれる散策はやめられない。もっと若い頃、例えば修学旅行のときにそれをしていたら、もう少し刺激に富んだ20代を過ごせていたように思う。


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唐招提寺と同じ飛角地円
簡素な三手先と対照的



大仏殿の裏手には、朝鮮の古い建造を大正時代に移築した観月堂がある。朝鮮のいつの時代かは書かれていなかったけど、丸材と角材の垂木で大体の時代を特定できた。少しばかり建築眼のレベルが上がったのかなと、気分は上々で次の目的地へ。とりあえずここで大仏ハイキングコースは終了。江ノ電長谷駅まで歩いて移動。途中、長谷寺経蔵内の木組みを見たい衝動を横目で流し抑えつつ、散策の終着地 鶴岡八幡宮へ歩みを進める。




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江ノ電にドア上の液晶TVはなんだかなぁ


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現在は立ち入りが禁止されている
一原有徳の企画展のときに、館内に入っておけたのは幸いだった



昨年度いっぱいで閉館した、神奈川県立近代美術館 通称「鎌倉館」の取り壊しニュースにはビックリしたけれど、建物を補強・補修して保存の方向で進んでいるらしくホッとしている。現在の様子はどんなだろうと寄り道をしてみたけれど、建物に宿る魂が抜けたような、急に老け込んだ表情になっていて淋しかった。また蓮の池の向こうに四角く凛々しい姿を見せてくれる日がくることを願って止まない。


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台風で倒れた階段脇の名物(隠れ討ち場所とも)だった大銀杏
これもまた悲しい出来事だったけれど、枝子がすくすく育っているみたいだ




八幡様にお参りに来たというよりは、色々確認しにきたような詣になってしまった。西に陽が傾いて、鎌倉の町が一層ノスタルジックに見える。僕の中では鎌倉には雨と紫陽花が似合うと思っているけれど、秋の空に、霞みざらつく町並みをこの場所から眺めるのも、歴史の表舞台からは沈んだ鎌倉な感じがしてきて哀愁が香ってくる。由比ヶ浜に真っ直ぐのびる若宮大路の眺めが素晴らしい。本宮への階段を登り楼門へ辿り着いたとき、なんとなくハウルの動く城のサリバン先生の場面と重なったのは何だったんだろう。



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何だったんだろうつながりで
鶴岡八幡入口三の鳥居脇にて



行きと同じく、表参道(で良いのかな?)の若宮大路を真っ直ぐ海に向かって歩き返し、二の鳥居をくぐったところで小町通りへ。この鳥居下では結婚式を挙げた新郎新婦が撮影をしていた。なるほど、広角レンズと段葛を上手く使うと相当に遠近感のある写真が撮られそうだ。思い返せば行きの大路歩きで感じた、下校する小学生と僕らのすれ違い幅が段々狭まってくるように感じられたのも段葛が原因なんだろう。

改めて教科書の「テストに出るよ、ここ用語」も大切だろうけど、実際に来て見て感じてみるのが体験として身に付くなぁと思った今日のハイキング+散策。ネットで情報がうじゃうじゃしている現代だからこそ、頭でっかちにならないように、たびたび実地に繰り出してみようと思う帰りの電車内だった。ちなみに、鎌倉駅から帰りのJRは混むと予想していたけれどその通り。ただ先頭車両は空いているのを、ホームに滑り込んでくる電車を眺めていて確認できたので、次回はそこを狙うことにしよう。ビブリアのイベントが開催中らしいことが判明したので、近いうちに友人を訪ねつつMisaoさんと再訪してみようと思う。




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by Tashinchu | 2016-10-24 17:00 | Sightseeing | Comments(0)

23102016

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引っ越して半年。新居にはすっかり慣れて、でも足りないものがあったりで。一番の懸念事項は、流しに瞬間湯沸かし器がないことだろう。これから冬がやってくるというのに、お湯が使えないのは死活問題なので、吉祥寺へ冬服を買いに行くついでに家電量販店へ。ファンヒーターも使えないので、オイルヒーターもチラ見しつつ冬の準備をする1日になった。

週末のTOKYOはどこも人だらけ。外も建物内もごった返していた。
Biellaで食べたあのピザが、まさかここで食べられるとは。実家の窯で作ろう。
オサレな吉祥寺のど真ん中に、こういう風景が転がっていたりもして写欲をくすぐられる。
帰宅するまで天気はもってくれた。バス1本で行けるのが素晴らしい。

結局のところ、台所用給湯器は契約しているガス会社に頼むのが吉というのを、お店のスタッフが親切に教えてくれたのでそれに従うことにした。オイルヒーターはもう少し寒さが厳しくなってきてから考えることにしよう。




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by Tashinchu | 2016-10-23 14:00 | Sightseeing | Comments(0)

20102016

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朝夕が冷えてくるこの時期。夏のむっとした湿気もおさまり、乾燥した空気のお陰で夜のシーイングも好条件な日が多くなっている気がする。どっこい、月の仰角は日に日に高くなっているので、カメラを向けるのが厳しい季節が同時にやってきているのだけれど。1.4倍テレコンを手放して、手元には2.0倍のテレコンのみが残っている状態になった。



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by Tashinchu | 2016-10-20 23:30 | Astronomy | Comments(0)

13102016

スイッチが入ったまま、その情熱をずっと持ち続けられるのは、能力なのかあるいは性格なのか。ある特定のことに対してはそうだけど、別にと思うものは、種火で燃やし続けることすら難しい。

Rickenbacker620のペグワッシャーを外して見た目はスッキリしたけれど、ずっと感じていたネームプレートがダサい件に関して、そのペグ周りの断捨離が上手く行えたので、勢いそのままに作ってしまえば良いのではないかと行動に移した。

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前回までのリッケン620



現行品を購入すると、僕が購入したのは既に15年も前になるけれど、トラスロッドを隠すためにヘッド真ん中で白く輝いているネームプレートは、その当時から写真のように白プラスチックにエンボスみたいな凸面で文字が浮き書かれた仕様で付いてきていた。ネットがまだ浸透していない2000年代初頭なので、何の疑いもなく「うぉ、これがリッケンバッカーか」と、ケースを開けてはニヤけ、を繰り返していたのを覚えている。が、それをダサいと思うようになってしまった経緯も含め、まず色々書いておくことにする。ちなみにシリアル#から検索すると、このリッケン620は2001年の第6週に完成しているらしく、つまりは2001年の2月5日~11日生まれということになる。


時代は進んで、リッケンバッカーの画像やらを見ていたとき、John LennonのRicken325のヘッド部分が僕のとは違う印象を受けた。モデルが違うからだと思っていたけれど、どうやら原因はそのネームプレートで、色々調べていく内にネームプレートにも時代の変遷があることが判明した。現行品は写真のようなものだけれど、当時は厚さ数mmの透明な板の裏面(ヘッドに触れる面)に白地の背景と黒い文字がペイント?されているものだった。つまり、鏡のように手前には透明なガラスの層があって、その向こう側に物体(鏡なら反射する銀色の部分)がある感じ。トースターでプラバンをやったことがある人なら、あんな感じといっても良いかも知れない。それを見てからというもの、現行品のプラスチックが如何せん安っぽく見え始めてしまったのである。


じゃ、楽器店に行ってGibsonやFenderのパーツのように買い換えればいいじゃんと軽い気持ちでいたんだけど、文字通り問屋は卸してくれなかった。リッケンバッカー社はいくつか種類のあるネームプレートを別売りしておらず、割れた・壊れたなどでパーツが必要な場合、壊れたものは本国に送って回収・交換するシステムをとっているのだ。日本の正規代理店がパーツを抱え込んでいるんじゃないかと、本国のホームページを見てみたけれど内容は同じものだった。


ならばオークション。でも、ただのプラスチック/アクリル板に20,000円以上の高値がついているのを確認したら、そのままラップトップの蓋を閉じるしかない。こういうときだけChinaコピーを期待してしまう、浅はかな日本人がここにいたりする。もちろんそれもなし。「仕方ない自作するか」の最終解答が導き出されてきた。

一応書いておくと、ネームプレートのRickenbackerのフォントおよびあの形状は登録商標されているらしく、営利目的で勝手に作るとよろしくない。今回は個人の楽しみの範疇なので、しかもオリジナル持ってるし、ストラップピンを変えるとかそんな感じで、ここを見てる読者も1日片手の数もいないし、、、と書いておくことにする。



という訳で、戦いの記録を写真の羅列で紹介しておく。

まずは楽器店に行って、ヴィンテージのリイシューモデルについているネームプレートをマジマジ観察して、それっぽい厚さのアクリル板を購入するところからスタート。プリンタという便利なものを持っていないので、シールになった黒いシートも文房具屋で購入。


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ネームプレートをコピーしてきて黒シールに合わせたら、輪郭を丁寧に切り出していく



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アクリル板にシールを剥がしてペタする




が!、ここで最初のミス。上の写真は判りづらいけど、アクリル板の下に文字が来るように黒シールを貼らなきゃなのに、コピー用紙を逆に貼り合わせてしまい、アクリル板の上に文字が来てしまった。。。1枚目の文字シールをもう一度良く見て、その接着面がアクリル板のどっちに来るかを考えると判ります。コピー用紙と黒シールを貼り合わせるとき、ちゃんと考えたつもりでいたけど、実際に妙な違和感を感じていたのはここだったのか!と納得。ま、商売じゃないから納期はないし、超面倒くさい細かい作業をもう一度やり直し。


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今度はしっかり底面に来るように切り出して、アクリル板を荒削り



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成形をして、ネジ穴をあけたところ
それっぽくなってきた


が!、ここで2回目のミス。楽器屋で気にしていたのは厚みだけだったので、よくよく画像を見返していると三角の尖っている部分は全て面取りされておらず、しっかり角が立っているではないか!しかも、これに気付いたのは上の写真のほぼ完成プレートに、スプレーで何度も何度も薄く白を重ねたその後という…。という訳で、もう一度振り出しに戻ってやり直し。ただ、スプレーをすると文字シールとアクリル板との粘着面に、白色が浸透して文字が細くなってしまうことが判ったので、少し太めにシールを切る必要があるのが判ったので良しとしよう。


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3回もやると腕は結構あがります
上が失敗(丸角・細文字)、中が完成、下がオリジナル



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完成





この作業、本当なら数日(スプレーがあるので)あれば出来るけれど、都合10日も掛かってようやく完成。その間には高尾山に2回も登っていたり、趣味っちゅうもんはのんびりできるからたまらんのです。また本来であればRickenの下(写真だと向かって右)に、現行プレートのようなMade in USAと細く書かれた文字があるけれど、そんな極小の文字を切り出すナイフ技術、は体得したいけど、は無いので潔く削除した。現行プレートのMade in USAの配置された場所と違うところも、またマニア心をくすぐるリッケン社のニクイ演出。買いもしないけど宝くじが当たったら本物のプレートを落札します。あとは、マイナスネジが欲しくなるといったところか。ヴィンテージのネームプレートはプラスじゃなくてマイナスネジが3本で留まっているようだ。USAの文字は気にならないけど、マイナスネジは換えたいかも。






今回の色々で新たな発見があった。それは、現行品ですら指板のポジションマークにも変化があること。僕のは最初に書いた通り2000年初頭の生まれで、三角インレイは指板の幅内に納まっているけれど、最近のものになるとそのインレイは指板幅全体に渡って埋め込まれているものに変わっている。丸型のポジションマーク(でもヴィンテージと現行品では直径が違うとかありそう)ではなくて、三角のポジションマークの場合は、指板幅いっぱいに埋め込まれている方がヴィンテージ感が漂うので羨ましい。他のメーカとは違って、リッケンバッカーの指板は何かの樹脂でコーティングされているので、これはもう諦めるしかないけれど、なによりネームプレートが変わって、ヘッド全体が格好良くなったのが一番嬉しい。


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自分のリッケン620


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Web上から引っ張ってきたリッケン620画像




ふと確認心をくすぐられて、椎名林檎さんのギブスのPVを見てみたけれど、彼女のギターも三角インレイは指板の全体に渡ってではなく、指板幅内に納まっていることが判明して、年代的には同じ頃に購入したんだろうななんてことが推測できた。色々調べていくと面白い事実に突き当たるものだ。しかも林檎さんのネームプレートはバッチリ尖っていたんだから、きっと同じようにプレートを変えているんだろうことまで判ってしまった。きっと自作ではなく、本物がのっていると思うけども。

こういうことには、ずっとスイッチが入ったまま進んでいけるんだけどな。ワッシャー外しも種火でずっと燃やせていたし。いよいよ残るは最後のあの部分。クリスマスの夜、サンタさんが持ってきてくれないかなぁと祈るばかりである。



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by Tashinchu | 2016-10-13 22:00 | Instruments | Comments(0)

12102016

駅改札周辺を行き交う長袖の中に、半袖で待っている人を探し出すことほど簡単なことはない。飛び石連休は聞くけど、飛び石ハイクとはこのことを言うんだろう。1日空けて、今日も高尾山へ登ってきた。今回は信越トレイルのツアーで一時帰国しているHiroと一緒に、僕は登ったことのない稲荷ルートで山頂を目指す。最寄駅が隣なので現地集合はせず、ひばりが丘駅からバスでJR中央線まで下ってそこから高尾山口駅へやってきた。


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と、その前に新しいシューズをHiroから引き取る。いくとこまで履きつぶしたLa SprotivaのBoulder Xは、ソールのゴムをすり減らし、スポンジ部分まで露出しているありさまだった(けど、2日前にはそれでループした)ので、カナダのMECでネット購入して日本へ運んできてもらった。アズカズどうもありがとう!このプレゼントは無事届きましたと、個人輸入ではないことをアピールしておく。スポルティヴァは日本で買うとえらく高くて、定価で20,000円を超えてしまうけれど、MECだと150ドルちょっと。日本円の方が強いので、、、、まぁ、イタリアの靴は日本で買うと高いと、この辺にしておく。今回は1サイズDownしてみたけれどこっちの方がフィットするので、そのままトライアルを兼ねていきなりだけど履いて登ることにした。


高尾登山口横には、その高尾山の標高を文字った599という美術館/資料館がある。入場料が取られるもんだと思っていて、今まで入館したことはなかったけれど、入場は無料でしかも結構素敵な展示内容だったので、もし時間があるのであればこちらも立ち寄られたし。あくまで展示は素晴らしいので、他のサービスを期待してはいけません。


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墓標みたいだけど、標本の数や説明はじっくり読んでみたい


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透明アクリル(かな)に閉じ込められている



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昆虫の標本も多数
英語表記も嬉しい

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ジオラマ好きは一見を



稲荷ルートはリフトやケーブルカーの正面向かって左側から、流れている川幅5m程の小さな沢を渡ってスタートする。4号路で登ったことがあるけれど、あれはこの沢沿いを攻めつつ行き詰まりまで行って高度を稼ぐルートだったが、このルートは網状脈のように伸びている尾根の突端へ最初に登り、その稜線沿いを緩やかに高度を上げつつ山頂まで登っていくもので、高尾山にあるルートでは一番バラエティに富んでいて、山として楽しめるトレイルだなと感じた。難度的にも行程的にも大札山のような感じでDayハイクに最適かもしれない。


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登山道は荒れては居ないが、4号路同じく人の行き来が多いことを物語っている


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ペアルックになってしまった



最初の休憩地とするにちょうど良い展望台からはスカイツリーや新宿のビル群、多分だと思うけれど東京タワーも見られた。秋になってきて空気が乾燥してきているのが判る。ただ、JR中央線からガラス越しに見られただけで、この日も富士山は山頂からは見られなかった。。。このルートもそうだが、圧倒的にゴミが無いのが素晴らしい。なんでも、毎日ボランティアが登山道に出て落ちているゴミを拾ってはハイキングしているのだそう。周辺住民や高尾ファンの力あってのこの人気なんだろうなという感じがした。



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桜やブナ、コナラなどなど、沢山の木々が見られた。漆の木や蛇の説明なんかもあったり(実際、蛇にも遭遇)、スズメバチの巣の為に少しだけ迂回したりして、あっという間に頂上に着いた。だんだん遠くなる車の音に始まり、次第に近づいてくる人の活動音が頂上が近いことを教えてくれる。一番興味深かったのは、稜線を歩いているので両斜面で植生が全く違うのを見られることだろう。土地の所有者が違う(個人と自治体か保護林なのかな)ので、上の写真のようにトレイルを挟んで右と左で生えている木々が全く違うのが面白い。



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頂上からは今回もケーブルカーで下山。Hiroのツアー下見も兼ねているので本番と同じように進んでいるので、ゲネプロに参加している感じで嬉しい。薬王院ではしばしのフォトタイムを楽しみつつ、お互いの高尾トリビアを交換し合って理解を深める。勿論、2日前に購入できなかった天狗焼きも、発車ギリギリで購入できてリベンジ成功。六根清浄は18箇所も廻るのは難しく時間が掛かるので行わず、今回は3時間かからずで登山口 to 登山口の稲荷ルートが完了。少しだけ心配していたシューズの靴擦れもなく、足を入れるシューズの口が最初は硬いので、くるぶし下の当たる部分が少しだけ擦れたかな?くらいで、水ぶくれなどは全くできず登りも下りも終始快適に行うことが出来た。




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この景色がどこから撮られたか判るのであればNikon党だろう



この後は京王線で新宿まで出てHiroの所用について行った。Nikonのサポートセンターはビルの何10階のも高さにあって、2大大手カメラメーカの体力の違いを見せつけられた。しかも、レンズが陳列されていて自分のカメラにも装着出来たりもする。これは明らかに悪魔マーラの誘いである。平日なのに写真講座が開催されているし、3つの写真展(示)まで行われていた。谷角靖さんのカナダの写真はここニコンプラザ新宿で10月31日まで公開中らしい。


その後、新宿小田急に入っているビックカメラに入って修行時間。ツアイスの単眼鏡やSONYのα7sに中古コーナーなど、マーラの誘惑は何とか回避はできたが、首から提げているLeicaカメラを見積もりカウンターに出している自分がいた。幸いにも、ここではLeicaの買取はしていないそうで、またそんなことをしないようにバックパックに仕舞い込んで店内を俳諧。帰宅間近になってMisaoに連絡をいれると返信が「停電で西武池袋・新宿線動いてないよ」だそうだ。でも直ぐに復旧するんだろうし、少し混み合うくらいで問題ないっしょとか構えてたら、ビックカメラのTVコーナーに映し出されている映像を見て唖然。「とっとと帰るが吉!」という訳で、行きと同じくJR中央線で三鷹付近までお互い出て、バスで北上しよう作戦がスタート。



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三鷹駅手前であの煙が見えた



電車に乗っている人たちは至って普通だったけれど、そんなもんなのかな、それとも知らなかっただけか。4時前から作戦を始めて、混雑に巻き込まれずにJRとバスで帰宅できたから良しとしよう。同じ頃の西武池袋駅はごった返していたようだし、仕事先も停電が続いて大変だったようだ。現場となった野火止は僕らが住んでるところから真北へ直線距離で5kmくらいのところなので、バスに揺られながら外を見ていると、だんだんと煙に近づいていくのが判ってなんだか変な気分になった。TOKYOという場所は、ニュースや話題に取り上げられるところが実際に近くにあるので、地方出の自分には未だに、その物理的な距離とのギャップの理解と処理に困るときがある。




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by Tashinchu | 2016-10-12 12:00 | Climbing/Hiking | Comments(0)

10102016

体育の日が10月10日なのは久々だった。今後、昭和の日はみどりの日だったこと、体育の日が10月10日だったことを知っている人は、昭和生まれか2000年以前に生まれた人って言うような年代差みたいなものが生まれていくんじゃないかと思う。Happy Mondayの制度は、カナダ時代に素敵なアイディアだと(日本で始まったのは渡加前だけど)つくづく感じていたのでこういうのは嬉しい。
10月10日10時に高尾駅北口に集合したTeam Shing-kong関東支部の5名。折角の体育の日なので、今日はループトラバースをしようかと前々から計画していた。僕らの方が少し早くに到着していて、ベンチに腰掛けて、乗るバスはどこから出発するのか眺めていたら、このループは人気なようでバスが2台体制で登山客をバス停で迎えていた。


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前と後ろ両方同じ終着停留所行き
これがほぼ満員になる人の多さ


高尾駅改札からはとめどなく人々が吐き出されてくるし、バスに乗られるのかちょっと心配になってきたのでバスが出発したら直ぐに並んでおくことにした。次のバスまでにアヤコースケが着てくれたら万々歳。彼らは車でやってきているようで、駐車場をなんとか見つけて、バスがやってくるちょっと前に、滑り込みでタイミング良くバスに乗車できた。幸先は素晴らしい。


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揺られること30分弱の間は、バスの最後部座席で近況報告会。僕らはカナダ、彼らはドイツに行っていたのでその辺の話や、今日のカバーガールであるYukiちゃんに癒されるの巻を楽しんでいる内に降車時間。今日のルートは、高尾駅→小仏バス停→小仏峠→小仏城山→高尾山→高尾山口駅→高尾駅のループ。バス停から少し登ったところが369mなので、とりあえずMax300m上げという感じだろうか。全長10km弱(多分)のループをのんびりと、後で計ってみたら8時間で1周してきた感じだった。今回こちら周りを選んだのは、過去に登っているアヤコースケの友人が「子どもを背負って登るなら断然こっち周り」という情報と、既に今年の夏に逆ループをほぼ完遂しているガイドMisaoさんにも新鮮さをという配慮から。アケビや女郎蜘蛛などなど、写真の看板までにも色々面白いものを見られて、しかも曇り空なので体温も上がらずいい感じにUpが完了した。紅(黄)葉はまだ早い感じ。


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アヤコースケはおそろいのBoulder X Mid
彼らは欧州ブランドが似合う
見事に足元は黄葉していた


アイドルYukiちゃんは終始ご機嫌で、すれ違うハイカー達の笑顔を誘っていた。お勤めご苦労様です!峠へ出てみると、週末の影響がバッチリ見られ、この3連休の前半が雨だったので平たく地面が広がっているところには泥濘(ぬかるみ)が出来上がっていた。ここでこけるとこの後が相当つまらなくなるので慎重になのだが、峠って水吐けが良さそうなものなのに不思議な場所である。


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地蔵菩薩様だと思われる(左)
三猿(見ざる・言わざる・聞かざる)が目印の青面金剛様(右)




少し進むと明治天皇野点の碑があり、そこで地図を売る人の姿が。アヤちゃんの声で気付いたのだけど、Jiroさん宅で会った守屋さんにここで再会。奥多摩・秩父を歩いて地図を作っているのだそう。警察が事故現場で距離を測るメーター付ローラーを、実際に登山道を歩きながらころころして測っているとは、完全にマニアの域ですな。今後は範囲を山梨・長野に広げていくんだそうで、北アの地図とかの完成が楽しみだった。もちろん南ア最南部も是非にとアピールを忘れない私。


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今回の高尾周辺地図を購入




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地図販売所からは数100mの急登になるが、道は整備されている


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意外と近くにあって驚いた相模湖



急登を終えると開けた場所に出て、ここからは相模湖が見られる(上写真)のだけど、方向・位置感覚がちょっと判らなくなった。そして城山だと勘違いしてアレを探していたけど、当たり前だがここにはなく。。。この後にも登りが続き、天気が回復した3連休最終日と人気のルートも相まって登山道は大賑わいだったけれど、道幅もそこそこあってすれ違いとかも苦もなく進んで、ようやくの小仏城山に到着。着いてみて、さっきの開けた展望地は山頂ではないことを再確認。


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まだまだ元気なTeam Shing-kong


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植林の針葉の中に根を張る広葉の木(多分サクラかな)
地主のマーキングの変化も注目すると面白いかも




山頂では、ここはTDLですか!?というような混み方をしていて、The都会のハイキングを目の当たりに。ちょうど山頂に着いたのがお昼の頃と重なったために、空いているベンチを探すのでさえ時間が掛かったくらい。小屋ではビールやおつまみ、名物なめこ汁、かき氷やカップラーメン用の御湯まで用意されていて、これなら手ぶらで来られてしまうほどレジャー感が満載だった。そう、BBQなんかも最近では手ぶらで行って、野菜や肉に炭や食器なんかも用意されているのだから、昭和生まれの私は驚くのです。


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ご覧の混みよう




ランチは持ち寄ってきた色々を食べて、名物なめこ汁も堪能した後、次の目的地である高尾山頂へ。僕らはドイツパンと行楽弁当を持っていったので、僕の荷物はここで一気に軽くなった。アヤコースケのクッキーとカモミール(だっけ?)ティは美味しかったホント。Yukiちゃんは前歯が上下生えてきているので、少しばかり固形のものも食べられるようになってきていた。どんどん大きくなっていくなぁ。それこそ、直ぐにボルダリングとかで追い越されて行きそうな感じがする。


食後はアレを探す時間。ここは山頂なのできっとあるはず、ということでしばらく歩き回って発見。ここは4等のようですな。その後には、端っこで申し訳なさそうに立っている頂の看板と一緒に記念撮影。隣には天狗の彫刻のようなモニュメントもあったりしたけど、みんなこの辺には興味がないような感じを受けた。



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撮影:Ko-suke



最初に書いた通り、既にこのループをほぼ逆向きに踏破しているMisaoさん、今日のガイドと言っても良いはずなのにほぼ覚えてないようで、あとどれくらいなのか?登りはまだ来るのか?眺望/休憩所などはあるのか?という僕らの質問には答えられず。まぁ、逆に行くのは印象も違うし1回だけだからそうなのかもね、というところかな。雰囲気は身軽なガイドさんだったんだけど、終始僕らから冗談交じりに色々突っ込まれておりました。城山が670m、高尾山が599mなので、こちら周りの方が下りが多くて、なるほど子どもと来るならこっちと言ってたアヤコースケの友人の助言は正しかったんだなと再認識。これは逆回りしている、つまり登りが多かったガイドのMisaoさんも言ってました。僕もこれの逆はやりたくないかも。



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東京から大阪まで、実に1000kmも続く東海道自然歩道の一角を今回歩いた
John Muirトレイルのおよそ5倍だが、アパラチアン・トレイルはこれの2倍もある


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明治神宮の100年の森とも関連があるのだろうか、気になる



小仏城山から高尾山頂までは降りたり登ったりが続くけれど、そんなに激しいところはなく、途中には御茶屋さんや展望台なんかがあってのんびり行くには良い稜線歩きだった。眺望は全くといっていいほど無いけれど、その分植物や昆虫などに目が行くし、逆にこの日は混んでいたので、立ち止まるようなポイントがあると渋滞になってしまったような気もする。途中の休憩処数件を横目に進んで行きながら、城山で1杯250円だったなめこ汁が、350円、450円という風に、高尾山に近づくにつれて高くなっていくのが面白かった。高尾山頂ではついに500円になって、城山の2倍になっていたし。もし、なめこ汁を食べるならワンコインで2杯が食べられる小仏城山をオススメします。



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アサギマダラ


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モモブトスカシバの一種
ホバリングが凄い、昆虫界のハチドリと言った感じ

レンズは1本と決めてきたけど、マクロ持って来れば良かったーーーー



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高尾山頂直下、最後の急登を赤ちゃんリュックとYukiちゃんを抱っこ紐でホント走って登っていったKo-suke。パパは強し!自分は出来るだろうかと真剣に考えたけど、ちょっと辛いなぁ。で、山頂に出てみてビックリ(上写真2枚目)。小仏城山よりも人が居るではないか!!小田原城がOdawara Castle Buildingなら、高尾山はTakao Concrete Mountainと言っても差し支えないと思う。ミシュランで星を獲得してしまったがためにに、ここまでBusyになってしまったのか、はたまた都心に近い山として元から人気の山だったのか、この人の多さは繁盛期の富士山みたい(繁忙期に登ったことないけど)。結局のところ、ここ高尾山は風水的には霊峰富士山の気を江戸に運ぶための経由地だった側面もあるようで、高尾に登るのは富士の頂きにたったと同じくらいのご利益があるのだそう。とか言っても、やっぱり人が多いのは間違いなく、山頂の看板で写真を撮るために並ばなきゃならないって、高尾登山はホント観光に組み込まれているなと感じたのでありました。



下山開始は3時過ぎ。途中の薬院堂では継ぎ木修理のあとを見つけてみたり、Misao氏は六根清浄の石車を探して回していたり。六根なのに石車が6基以上見つかったけれど何だったんだろうと、あとで検索してみたら、どうやら全部で18基もあるらしく、しかも石車は1回転ではなく6回転させるのが正解なんだそう。18基×6回転で人間の煩悩の数108回を回したことになり、そこでようやく六根清浄だそうな。Misaoさん、残念ながらこれは次回以降に持ち越しですな。


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薬院堂からの下山はお手軽なケーブルカーを。天候も少しぐずって来ているので、早めに降りてしまいたいところ。ここのは初めて乗ったけど、日本一の傾斜があるんだとか。ここでもケーブルカー待ちの列が長々延びていてビックリ。およそ20分ほどだった待ち時間に高尾名物の天狗焼きなるものを、こちらも並んで買おうとしたけれど、残念、ケーブルカーの列の方が先に進んでしまいそうで(結局のところ買えたかも知れないけど)これまた次回以降にお預けとなった。待ち時間の最後の方では、小雨がパラついてきたし、これは正解だったと思う。下に降り切ったときには晴れていたけど。


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スイッと降りてきて、参道を下って高尾山口駅へ。参道では、ケーブルカー待ちで食べられなかったリベンジの如くおせんべいを、駅前では串団子を食べて本日のループは終了。串団子の串は、食べ終わって店に持ってくると10円キャッシュバックしてくれる。ゴミを減らすナイスアイディアだと思った。夕方17時、高尾駅でTeam Shing-kongを解散。

僕らはJRで三鷹駅まで出てバス帰宅。彼らは高速を繋げて帰宅したようだった。渋滞にハマって帰宅は20時過ぎだったそう、お疲れさまでした。僕らは三鷹で久々に外食を。今日のループにちなんだ訳ではないけど、回る寿司を食べて帰宅。家の前のバス停で下車して、はたと気付く。

「今日、別れしなに渡すはずだったカナダの御土産、バックパックに入ったままだ…。」

ハイ、いいトレーニングが出来ましたとも。





おまけ ↓
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どう分けるかでアナタの性格が判る、かも

ブランド毎ならOutdoorマニア、色毎なら芸術的センスあり、かも
僕の靴だけ異常にくたびれている、、、



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by Tashinchu | 2016-10-10 10:10 | Climbing/Hiking | Comments(0)

07102016

夜は日付を越えない内に、そして朝早くに起きることにしてから10日ほど経った。調子がすこぶる良い。そして寝起きにはフリースを羽織る必要が出てくるようになって、秋がやってきているのを感じる季節になった。雲のようすも、もくもくからすらすらへ変わってきたのを朝早くにカーテンを開けてみて気付く。


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by Tashinchu | 2016-10-07 07:00 | Photograph | Comments(0)

03102016

帰国して1週間たつと、ようやく実生活に支障のないレベルで時差ボケも解消、もとの日本人的生活に戻ってしまった感じがしてくる。向こうで飲んだコーヒーは、水の硬度が違うのか標高の差なのか、はたまた豆が違うのか味が全く違う。Tim Hortonsのコーヒーは2種類買ってきたのに、肝心のKickinghorseコーヒー豆を買い忘れてきたことを空港で思い出したが後の祭り…。Timコーヒーは実家用なので僕らが飲む分はゼロ。僕はそんなに飲まないから、いつものKALDIでも良いんだけど、何か他にもないかなぁと思って、そしたら職場の周りに沢山のコーヒー豆屋さんがあることを思い出し、その中の1軒を今回トライしてみることにした。

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そこまで(僕は)こだわる訳でもないので、ロースト加減や豆の種類はMisaoさんに任せて、言われた通りに深入りの豆を注文。通りまでほんやり香っていた豆の匂いが、店に入った(むしろドアを開けた)瞬間に鮮明なものとなって僕の体にまとわりついてきた。ソフィーが荒地の魔女にのろいを掛けられた瞬間みたいな感じ。豆は今回買ったブラジルの他にも、モカやキリマンジャロ、そしてお店のブレンドなんかがあって、量もそれぞれに用意してくれるのが嬉しい。

Kazuさんに教えてもらったトンガリフィルターも販売していたので、それも購入して帰って来た。うちのドリッパーはもともとトンガリフィルター用だったみたいで、この日になって初めてドリッパーとフィルターの組み合わせが合致したことになる。肝心の味は、上手に入れるとすこぶる美味しいという、スイートスポットがかなり狭い、素人にはレベルアップが要求される豆だった。200gだけ買ってきたので、今度は他の国も試してみようと思う。もちろん他のお店も。


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Tim Hortons Coffee


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by Tashinchu | 2016-10-03 14:00 | Foods | Comments(0)