音・岩・光

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29062015

それまで、シングルコイルでオーバードライヴ気味にガリガリとStrumするのが好きだったのを、クリーンな音へ自分の趣向を変えるきっかけを作ったバンドが2つある。ひとつはherpianoであり、もうひとつはamericanfootball(実はMikeはハムバッカー使いだったことを後に知るのだが)だろう。15年ほど前にアルバムを1枚だけリリースし解散してしまった伝説のバンド「アメフト」を初めて聞いたとき、1曲目のイントロからやられたのをはっきり覚えている。我慢していた尿意をトイレで発散したようなハッピーな気持ちが最初にあって、そのあとにギターをやめたくなるような、脳天をガツンをされたくらいの圧倒的なアイディアの差を見せつけられ、同時に嫌になった。僕はエモとかそういうのは良く判らないし、好きor嫌いでいいじゃないのスタンスをとってるけれど、アメフトは間違いなく好き側へ駒を置くバンドだろう。

ユーコン準州を車で周っていたときに、広大な大地を貫くように何処までも真っ直ぐにのびた、HWYの長い直線をクルーズアクセルで、アメフトの新譜(がiTunesで更新されているのを偶然発見した)を聞いて、軽快に流していたときの至福感は一生忘れないと思う。



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コンビニチケットよりも、ハコ券を受け取りに行った方が良かったか


Liveを見ることは叶わないだろうと思っていた2014年、突然の再結成&日本来日公演のNewsが入る。先行発売開始時間にアラームを掛けてまでGetしたチケットを財布に入れて、当日、会場のShibuya-Owestへ足を伸ばした。

アメフトに関係するBraid、Birthmarkの対バンが終わると、いよいよ真打登場、ステージの後ろに現われた例の家が、会場の熱を一気に上げる手助けをしていた。しかしムツカシイことをサラッとやるバンドだなと感心する。なにせ4/4拍子と変拍子の曲の比率が半々ほどなのだ。変拍子を変拍子に聞こえさせないワザと、4/4拍子のフィルに5/4を入れたりして疾走感を演出するワザが、セットリストに上手く織り込まれていて疲れないし飽きない。Liveで見る良さというのは、会場の空気を感じられるのはもちろん、アルバムからは想像できなかった各メンバーの役割というか仕事が見える点でも驚きがあっていい。「あっ、この音はこうやってたんだ」とか「これはこういうふうにやってたのね」といった発見があって、ニヤニヤしながらかれらのパフォーマンスを見ていた。

ちなみにセットリストは、
1、Five Silent Miles
2、The One with the Tambourine

3、Letters and Packages
4、Honestly?
5、For Sure
6、I'll See You When We're Both Not So Emotional
6、 You Know I Should Be Leaving
7、The 7's(リマスター盤ボーナスCD収録)
8、Stay Home
9、The One With The Wurlitzer
アンコール
1、The Summer Ends
2、Never Meant

だったと記憶している。

一番好き(=有名)な2曲をアンコールまで焦らすあたり、判ってるなと。最後はNever Meantの大合唱で彼らのパフォーマンスは終了した。アルペジオギターの重なりと、いかにも北米で発展したであろう独特のグルーヴを生むドラムに、しっかりと土台を支える突如トリッキーになるベース。演奏しているとか化学反応というよりは、紡績の工程をまじまじと見せられたという印象の方が強い。個々のパートが原料の繊維であり、それがバンドという紡績機を介して1本の糸になっていく過程と重なる。僕にひさびさにもう一度バンドを組みたくさせてくれたLiveだった。

終了後にはMike本人やDrumのSteve Lamosとも話が出来たし、Mikeの足まわりも写真におさめることが出来た。Steveは「I love Japan so much! They are great. I really want to move here!!」というようなことを言ってくれた。リップサービスだった(朝、日本に着いたらしいので時差ボケと疲労でテンションが上がっていたのかも知れない)としても凄く嬉しい。Live中に「僕のバスドラが前に出て行くんだ!」という言葉に対して、Mikeが「そんな興奮して踏むんじゃないよ!」となだめる場面もあったり、気取った感じがしないところも素敵だった。

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Mike Kinsellaの足まわり


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戦利品のTシャツとトートバッグ
バッグと同じデザインがTシャツにものっている



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by Tashinchu | 2015-06-29 19:00 | Live/Concert | Comments(0)

28062015

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見られている

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by Tashinchu | 2015-06-28 09:30 | Photograph | Comments(0)

27062015

イベリコ豚をお裾分けいただいた。イベリコ豚と聞いたので最初は生ハムかと思っていたが、サッカーボールほどもある生肉スライスの塊で届いてきたのを見てビックリ。それを適量に振り分けてもらった。Cool便で届いたので封を開けたときのにおいは無い。


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シンプルに塩胡椒でいただいた。脂が凄いが、もたれるような毒々しさはなく、これがいわゆるA5ランクというやつなのだろう。うちではA5を英語と変換して“Englishランク”と呼んでいたりもするんですと、いただいた先に話すと面白がっていた。翌日、楽器についてEnglishランクは音が良い・造形美が素晴らしいなど、連呼してくれたのを聞いてツボにきたのだろうと嬉しくなった。

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風味は牛に近い感じで豚のようなニオイではなく、口に入れたときに想像と違うかおりがして一瞬戸惑う感じがした。確かにイベリコ豚の生ハムの塩気を抜いたらこんな感じになりそうな印象は受ける。感じとしては糠漬けのにおいとでも言うか、言葉は悪いが部屋干しした衣服のにおいにも似ている。ブルーチーズや日本の発酵食品がそうなように、これはこれで慣れたら病みつきになりそうであり、ある日突然に「あの味がっ」と言った具合に、無性に食べたくなるタイプのニオイなのだろう。

イベリコ豚の他に河内鶏(高知地鶏だったかも知れない)も一緒にいただいたので、そちらも美味しくいただいた。肉はあまり食べないけれど、久しぶりに食べるとご飯が進む。


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by Tashinchu | 2015-06-27 19:00 | Foods | Comments(0)

23062015

刃物は切れるほうが良い。鍛冶屋を見せていただく機会に恵まれた。

何となくではあったが、刃物にも優劣や品質の差があることは知っていた。ここを訪れて、木工でやっていくならしっかりと銘の入った刃物をそろえるのが、正解ということに気持ちが落ち着いた。今は量産の刃物を使用しているけれど、最初の裏面出しから手こずることばかりで、表と裏を平らにそろえるところから苦労を要している。量産品は、何かを犠牲にというか我慢して得られる、手軽さと低価格があることは重々承知である。良いものはやはり良いのだ。

価格まだ自分の欲しい刃物の形すらおぼろげ程度にしかイメイジできないので、まだ即座に注文とはならない(懐具合も、、、)けれど、ゆくゆくは鋼の種類や量を指定して、更には地金に関しても自分でこだわって鉄を探してきて、用途に合った1本1本を鍛えていただこうと心に決めたのだった。

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鋼と鉄の鍛接・鍛錬 → 焼きなまし → 成形(裏すき含) → 焼き入れ → 成形 → 焼き戻し → 成形 → 研ぎ


非常に多くの工程をひとつひとつ経て刃物が完成する。鋼と鉄の接着は木材接ぎに通ずる部分があったし、細かなところにまで気を抜かず、また、入れるところにも同じものを感じた。一見すると物で溢れているように見えた建物内は、実は巧妙にオーガナイズされていたことにニヤリ。鍛冶職人の動きには無駄がなく、工程毎に毎回片づけが付属しているところも見逃せない。そういった部分は身につけたいし、むしろ体に浸み込ませてしまいたいものである。



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by Tashinchu | 2015-06-23 13:30 | Instruments | Comments(0)

20062015

C.M.Hutchins(ハッチンス)がまとめたF.Chladni(クラドニ)法を紹介・説明したバイオリンの音響学を手に入れた。1962年に発表されたバイオリンの物理学から更に進んだ研究成果と考察が述べられている。購入に至った経緯は、授業で取り上げられたことと、1年半ほど前にNHKで放送された、ストラディヴァリの謎に関する番組(ここでもクラドニ法が出ていた)に関わっていた人物が、思いのほか近くに居て興味を更に引いたからである。

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クラドニ法とは、ヴァイオリンの表板や裏板に砂などの粒子を満遍なく振ってから装置(は簡単なものだが、がどんなものかの説明は省く)の上で振動させると、ある特定の振動数のときに模様(書内では固有モードと呼んでいる)が浮かび上がってくるというもの。その出方や固有モードの形成具合に加え、モードが現われたときの表裏の振動数差などの統計を、およそ160台から収集して分析したものが本書で語られている。興味深いのはHutchinsの研究の発端となった、F.Savart(サヴァール)の問題提起が1830年に提出されていたことだろうか。今から既に200年近くも前に、音響の分野からヴァイオリンの良し悪しに迫ろうとしていた人物が居たことである。

色々学び、また自分でも調べていくと、ストラドについての興味はどんどん増していく。彼の楽器が何故良いのかの科学的理由はサッパリ見つからない(し発見されないだろう)けれど、少しばかりは近づくことが出来たら嬉しいものである。知識や経験が増えると、ある対象について更に深く知ることができるし、同時に新たな疑問が沸いてくる。知的好奇心について、自分のその分野の探究心は好い線を行っているような気がしてこないでもない。



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by Tashinchu | 2015-06-20 09:30 | Books | Comments(0)

18022015

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グラフィケーション 198号 特集:子どもの可能性を考える

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by Tashinchu | 2015-06-18 20:00 | Books | Comments(0)

13062015

山梨県南アルプス市へ。同市が行なっている補助金を使うと、山梨交通が京王バスを利用した(?)高速バスで新宿から南アルプス市までが往復2000円ほどで行ける。申請数が規定に達した時点で終了というのと、指定路線のみの適用となるので注意したい。南アルプス市から南アへアクセスするとなると山が限られてくるが、これは嬉しい制度だと思う。


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この日は、南アルプスを挟んで反対側の町へ嫁いだ妹(と言っても、妹夫婦はそこに住む訳ではなく、当の妹も居ない)の旦那さんの実家で、両家族の顔見せを行なうためにやってきた。旦那さんのKazuさんとはカナダに居たときから知り合いなので、彼の実家に自分の家族と一緒に訪れているのは何だか変な感じではあったけれど、自然が豊かで眺望も良い素敵な土地である。早速さくらんぼや梅狩りをさせてもらうと、Kazuさんがさくらんぼの木々を瞬時に判断して木の銘柄を説明してくれる。これには関心しきりだった。さくらんぼがこんなにもたわわに生っている姿は初めて見る。そして驚くほど大きなさくらんぼを鱈腹いただいて、あとにやってきた昼食会も合わせると腹12分目くらいまで食べたのでは無いかと思う。収穫時期は終わっているよと教えてくれたけれど、忙しい時期にやってきてしまって申し訳ない。来年は収穫のお手伝いをさせてもらおう。


その日のうちに自分の実家へ帰省する。中部横断道路が開通したら山梨も更に近くなるのではないだろうか。第2東名と組み合わせれば実家to実家が2時間を切ってきそうでもある。昔は、諏訪湖へ行くのに清水から52号線へ入り、身延を越えて4時間以上も掛かっていたのにである。さて、夜は夜で親戚一同で集まって、いつものBBQ。NZ旅行へ行ってきた両親と妹が、御土産で買ってきてくれたラム肉を焼いて食べる。臭みは無く、歯ごたえも丁度良い素晴らしい肉だった。というわけで、昼夜合わせてどれくらい食べたのだろうか、食べ過ぎて気持ちが悪いいつものBBQは変わらないのである。


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by Tashinchu | 2015-06-13 12:30 | Foods | Comments(0)

07062015

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来年は更に子供の数が増えるようだ。そして子供たちの成長は早い早い。
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by Tashinchu | 2015-06-07 12:00 | Events | Comments(0)

06062015

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入梅

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by Tashinchu | 2015-06-06 09:30 | Photograph | Comments(0)

05062015

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うどんにアボカドと豆腐をのせ豆乳ベースのスープで

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by Tashinchu | 2015-06-05 18:00 | Foods | Comments(0)