音・岩・光

カテゴリ:Amusement( 4 )

25122016

DIALOG IN THE DARKへ。

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1988年のドイツで産声をあげたダイアログ・イン・ザ・ダーク。哲学博士のアンドレアス・ハイネッケ氏が発案した暗闇体験イベントは今では全世界で開催されているらしく、最近ふとしたことから知ったのだけど、Misaoさんからの僕への誕生日デートコースとしてこの日に組み込まれていた。

ここからはある意味で若干のネタバレになってしまう(ので注意!)けれど、暗闇の中へ8人のグループを組んで入り、ガイド役のアテンド(も含め計9名)と約90分間を共に過ごすのがこのDIDの主旨で、如何に視覚に頼って自分が生きているかを暗闇という媒体によって知ることが出来る。暗闇によってもたらされるのはそれだけではなく、この日に初めて会った8人の結束の速度であり、視覚障害者が普段何を思って生活しているのか、それに対して自分はどう接しようとする(というよりは時間と空間を共有する)と、より深いところで理解しあえるのかを考えるきっかけになった。この感覚は、言葉が違うカナダで自分がどう周りと接していくかを考えたときと同じようなもので、異文化コミュニケーションそのものだったと断言できる。

もともとDIDへ来る前から知っていたけれど、アテンドが視覚障害者というのが素晴らしいコンセプトだと感じられた。そういう意識で普段の生活している訳ではないけれど、彼らは何かしらの助けを必要としているように自分が無意識に反応しているのは認めざるを得ない。これが入口から逆転する。与えている側と受動している側という線引きも曖昧だし、そういう難しいことを抜きにして、一緒に楽しく空間と時間を共有できたら純粋に楽しいよねという感じだろうか。区別することが如何に無意味かが判る瞬間でもあった。

自分も白杖を持って暗闇の部屋を進んで行くと、3部屋目で光が完全に無くなり、ここからいよいよDIDのプラットフォームが幕を開ける。「暗闇のエキスパート」と紹介があったアテンドの声が、文字通りこの空間の中では頼りになることこの上なし。感動すら覚えたほどだった。

最初の薄明かりの部屋で説明を受けていたときに、アテンドは「声を出している人が、①どの位置にいて、②どれくらい自分から離れていて、③どんな姿勢かも判る。」と話してくれた。①②は想像できるとして、③までホントに判るんかい!?とちょっぴり信じられなかったけれど、これが以外にも判るようになって(きた辺りで90分が終了。。。)きて、自分にもそういう眠っているというか使われていない感覚器官があるんだなぁとしみじみ。最後の方は暗闇が愛おしくなってきて、光のある場所へ戻るのが躊躇われる、楽しいことだけを続けたい子どものような反応をみせていた。

どんなにモノを見ようとしても見えないことに自分が納得すると、五感の一角である視覚を自分が切り離す場面に遭遇できる。するとまず、自分がどのくらいの容積空間にいるのかが判るようになってくる。こういう小さな発見(=感覚の鮮鋭化)を体感すると、自分も少しだけではあるけれど暗闇のエキスパートに近づくことができるようになり、それが更に次の感覚の目覚めに寄与してくるようになる。自分の内面でこれの繰り返しを進めていくことになるのだけれど、他の8人とのコミュニケーションも必要不可欠で、声を出し合って現状報告をしてみたり手を取り合って歩みを進めてみたりが続く。初めて会ったにも関わらず、触れることにも触れられることにも全く違和感を感じないのは、まさしく暗闇の成せる業なのだろう。進入社員研修でここが使われる理由も良く判る、特に東京という土地では。暗闇と対話し相手と対話しているこの現状は、インターネットを介して姿の見えない第3者と交流することとなんら変わりはないように思われるけど、と不思議に感じられた。

最後にもうひとつ。時間の感覚が物凄く速く感じられたのが印象に残っている。最後の部屋では、食事や飲み物も買うことが出来るので、是非1,000円札をポケットに入れて暗闇に進んで行って欲しい。見えすぎて困る、何か変化が欲しいなと思うときに足を運んでみて欲しい。

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by Tashinchu | 2016-12-25 11:00 | Amusement | Comments(0)

27112016

この日は色々忙しい。天気予報が午後から崩れると言っているので、4人展をあとにして今度はデザフェスへ急ぐ。乗り換え駅の豊洲で痺れを切らしたかのように雨が落ちてきた。初めて乗るゆりかもめに興奮冷めやらぬ私。話題になっている豊洲市場は誰もいなくて、モノレールの特徴でもある架線設備がなく遮るものが何もない上から目線が、より一層に無人の市場を傍観者的視点で映し出す手助けをしているように思えた。




この日のMisaoさんは、バルセロナ・パビリオンを見る前と後と同じような反応をしていて安心した。日本全国からプロ・アマ問わず色んなアイディアや作品が何百と集まってフェスティバルを開催するこのイベント。時間は既に夕刻差し迫ったころで最終日だったけど、まだまだ会場は熱気に溢れていたように思う。デザインの色々を見に来たのもあったけど、自分的な裏目標は「いつも聴いてるポッドキャストのパーソナリティに会いに行く!」で、フォローしているTwitterでつぶやかれているブースへとりあえず足を進めた。


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宇宙や技術・テクノロジーが大好きなこの方は、このデザフェスで科学Tシャツを販売している。物理公式・化学式のプリントされたものや、天気記号・台風進路がプリントされたTシャツなどなどがあり、何かひとつ自分も買おうかなと思っていたところに、ベストな1枚が出てきた。


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Lactic acid、日本語で「乳酸」。こういうTシャツは、お洒落としてではなくある目的や意思表示をもって着るようなシチュエーションはなかなかないと思うけれど、これほどまでにある狭義の中で光り輝く瞬間を持っていることはないと思う。


クライミング!


このTシャツを着てジムや外岩に行けば、PatagoniaがとかThe North FaceなどのアウトドアブランドがとかではなくこのLactic acidについて声をかけてきた人は、確実にクライミングを愛し化学にも傾倒していることが一瞬にして判ってしまうという素敵なTシャツである。しかも、テンションしたときの言い訳もバッチリ、「このTシャツに乳酸て書いてあるんだから」がまかり通ってしまうこと(はまずない)間違いなし。

本人はそんなこと知る由もなしだろうけど、好評プロフィールの180数cm通り、大きくてプロフ写真そのままで安心した。でも肝心の声が違うように思えたのは何故だろう。

第一目的を果たした後は会場内をぶらぶら散策。絵やモノが多かったけれど、度肝を抜かれるアイディアや視点があったりで写真に続いて刺激を沢山もらうことが出来た。閉まっているアイディアがあるので、来年くらいに出店してみようかなと思う。

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by Tashinchu | 2016-11-27 17:00 | Amusement | Comments(0)

24042014

しながわ区民公園周辺には、水族館の他に競艇場と競馬場がある。公園自体は緑や土がいっぱいで、都会の隅にひっそりと佇むオアシスのようだ。面積もあるので無料の自転車レンタルをしているが、何故にギャンブル場が公園を取り囲むようにあるのか。まぁ、この辺がTOKYOな感じがして、ある意味面白くもある。僕らは公園を通り抜けて、水族館から大井競馬場(略してTCK)へと足を運んだ。

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初めての競馬場。入場料は100円。馬券に命を懸ける男たちで、ごった返していると思いきや、平日と言うこともありそうでもなかった。休日、それもG1レース(を大井でやるのかは不明だが)や重賞レースが組まれているときは、相当の人出になる感じはした。この日の最終レースは東京プリンセス杯だったので、女性への割引特典があるらしく女性客の多さが目立っていたように思う。最近の競馬場は、僕の想像していた3K(臭い・汚い・危険)なイメイジと違って、キレイで環境も良さそうだった。最近出来たらしいスタンドの現代的なことといったら、なんともお洒落な場所だった。


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古くなった、この隣にある2つのスタンドは建て替えるらしい。


馬券の種類(単・複賞、連勝単式・複式など)も知らず、馬券の買い方も判らないままやってきてしまったので、訳の判らないままとりあえず200円買ってみたところ、ビギナーズラックで当選。200円が220円になった。窓口で馬券を買うのだと思っていたら、最近はマークシートを塗りつぶしていくものが主流なようだ。ただ、これが余計に良く判らない。そんな訳で、無料で行なわれているビギナーズ・セミナーへ参加して、馬券の記入方法や競馬新聞(競馬場が無料配布している方)の見方などを教えてもらう。実際のところ、場外でも馬券は買えるし、ネットでも買えてしまうのだそうだ。やりはしないだろうけど。

第3レース(R3)から参戦して、7Rまでレースを楽しんだ。パドックで見る馬たちは、Tim Hortonsのキャンプで見ていた馬とは違い筋肉質だった。余計な脂肪がなく、いかにもアスリートの体つきをしているのがサラブレッドらしい。そして、鞍のまた小さいこと小さいこと。出走馬用の鞍は、飾りも無ければ作りも超シンプル。必要最低限のもの(座るところと足を掛けるところにベルト)しかなく、ラングラーが使っているものとは真逆の位置にあった。でも、パドックに漂うニオイは同じでちょっと安心する。笑

パドックで馬を見て賭ける訳だが、素人の自分でも、恐ろしいほどに違いは判るものだ。それで勝ち馬が判るほど、競馬は簡単なものではないが、大腿部の太さや歩き方、姿勢など、それぞれに個性があって、賭けをするというよりは馬を見るだけでも楽しめるような気がする。そちらにベクトルを向けている人もいるようで、カメラを向けてパドックの馬を撮っている姿もみられた。競馬の楽しみ方はそれぞれだ。

セミナーの講師は、「ここは地方競馬場なので、中山や府中の中央競馬は規模も雰囲気も全く違うから、行ってみると面白いよ。」と教えてくれた。中でもG1開催日は凄いことになるらしい。府中は家からも近いので、馬を見に足を運んでみようかなと思う。


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by Tashinchu | 2014-04-24 16:30 | Amusement | Comments(0)

24042014

しながわ水族館へ。

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大人、1,350円。品川区民や在学・在勤者はローカル割引があり800円。

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by Tashinchu | 2014-04-24 13:00 | Amusement | Comments(0)