音・岩・光

11042016

イノシシと人間の壮絶な戦い。食うか食われるか。


父の生家には竹林があり、この時期にはタケノコがにょきにょきと生えてくる。土から顔を出すか出さないかの内に、イノシシはその鼻でニオイを嗅ぎつけて食べてしまうのだ。朝早くからタケノコを掘りに出かけて(自分はのんびり写真を撮りながら現地へ)、20本くらいの収穫があった。コレがほぼ毎日2週間ほど続くようだ。

筍ご飯、煮物、味噌汁の具にメンマなどなど、とにかく美味しい。採れたもので生活する時代が半世紀前まであった。現代はいつでも何でも食べられる世の中になってしまったけれど、竹かんむりに旬の字を書くタケノコが、筍とも竹の子とも書くのには、それくらいの美味しさと感謝の念があったように思えてくる。

そして、冷蔵庫が登場し何でも食べられるようになってから、人は料理(調理方法)を進化させていない。新たな味や創作はしても、発酵食品や保存食(燻製とか乾物)など、どうにかして長いこと食べられるようにしよう欲みたいなものは、トンと消えてしまったんじゃないだろうかと思うのである。


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by Tashinchu | 2016-04-11 07:30 | Foods | Comments(0)