音・岩・光

02032014

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山芋、とろろ、自然薯などなど、正確に区別しないなら様々な名前を持つ日本粘々球会の3番打者。すり鉢とすりこ木から作る手間がそうさせるのか、毎回山芋2本をたっぷり使って時間を掛けてとろろにしていく行程の中で、次第に粘度と風味が増していくのを見ていると口いっぱいに唾液が広がっていくのが良く判る。

ちなみに、粘々球界の打順は、
1. なめこ
2. おくら
3. 山芋
4. 納豆
5. とろろ昆布
6. モロヘイヤ
7. めかぶ
8. もずく
9. 里芋
という選手登録が2014年現在、僕の中でされている。下位打線はどんぐりの背比べ状態で食材の区別すらつかないので今後もクリーンナップ(アップ)に絡んでくる可能性は低いだろう。里芋は個人的に好きではないので指名打者でも良かったのだけれど、他に“ねちっこい打者”が見つからなかったので9番を任せることにした。


閑話休題


ほぼ隔週でN尾・S原・T木・M月の4家7~10名が集まる日曜日の夕食は、とろろ掛けご飯と相場が決まっている。芋将軍は山芋の極細の根をバーナーで焼ききる係、芋代官は山芋を擂(す)る係、芋公望は待ち専門、と言った具合にそれぞれに役割が決まっているのが面白い。僕は最近合流したので洗い係を仰せつかっている。直径40cm・深さ20cmほどもあるすり鉢にいっぱいのとろろ汁が出来上がるけれど、ものの半時間で空になってしまうのは食欲旺盛なだけではなさそうである。ちなみにご飯は8合ほど。

帰国して今まで4回ほどこの我が家で執り行われる山芋会議に参加したけれど、今回のとろろが一番美味しかった。粘りと出汁とのバランスが絶妙のひとこと。本気でうまかった。

このところ食べ物の記事が多いので、クライミングに不必要な肉じゅばんの他に、冬の寒さのお陰でヒートテックならぬラードテックが付いてきているような気もしないでもない。ゴアテックスならぬデブテックスジャケット、フリースならぬグリースを揃えるまでには至っていないところがせめてもの救いである。



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by Tashinchu | 2014-03-02 19:30 | Foods | Comments(0)