音・岩・光

24022014

先日、浜松までミサヲを送りに出掛けた折、僕のたっての希望で昼食は餃子になった。浜松餃子は2011/12年の2年間“1世帯当たりの餃子購入額”で王者宇都宮餃子を抑えてトップを獲ったことのある実力餃子として知られている(2013年宇都宮市がタイトル奪還)。静岡県人としては一度食しておく必要があるだろうということでのオンサイトトライとなった。

浜松餃子学会の示す「浜松餃子の定義」は、“浜松市内で製造されていること”らしい。なんともざっくりとした定義付けである。最近では“3年以上浜松に在住して”という文言が加わり、その定義がより詳細に条件付けされた。3年在住するということは、少なくとも2回以上は浜松祭りへ参加するということなので、GWを中心として動いている浜松の動きを知るにはギリギリのラインとなる気がする。そんなことを考えると5年が妥当なラインという気がしないでもないが、浜松餃子研究会という浜松由縁ではない新手の団体が発足したことに学会が反発をしていることや、製造元が浜松市内で無いことが判明したお店が浜松餃子認定を解除されたりしているのをみると、学会も定義もしっかりと機能しているようである。

さて、浜松餃子の名前だけ知っている他は何の情報も無く実際にそれを食べてみての感想は、「キャベツの量が多くサッパリしているが何故かコクもある。」というものだった。2人で20餃子+各自ラーメンを完食したことからも、そのあっさりとした具材がお腹をそこまで刺激しないことが良く判る。その時はこの理由について見当もつかなかったけれど、先出の学会が浜松餃子の特徴として書いている、
1. キャベツ・玉ねぎが多い
2. 豚を使ってコクを出している
3. 円形に盛り付けられてサーブされる
(4. 円形の中心の空いたところには、刺身のツマを思わせるモヤシが盛られている)
を全て満たした餃子だったことを、後から学会HPを訪れて知ったときは素直に合点がいった。

あれがまさしく浜松餃子だったようである。浜松餃子を謳うのぼりの信頼性は高い。

では「その浜松餃子を好んで食べるか?」というと、料理に関しては何でもそうなのだけれど、自宅の味が一番美味しいという結論に飲まれてしまうのは致し方が無いところだろうか。キャベツなどの葉モノと肉の割合が半々の餃子が自分としてはしっくり来る。しかし浜松餃子は浜松餃子で上のような特徴を持っており、一般的な餃子との差別化がしっかりと出来ているのでご当地グルメとして効果大だと思うし、自分もそれを感じたので今後も折に触れて食べに行くような気がしている。価格も良心的で、味と食感も独特なので是非トライしてみることをオススメしたい。

これで、ようやく「静岡3大B級グルメ」を完食したことになる。White Zombie OS直後の平山ユージ氏の言葉を借りれば「待った甲斐があったよーーーい!オッチョセー・アンカレナ・アビースタ」という感じか。今回の浜松餃子オンサイトトライは無事一撃(当たり前)で終了した。

「静岡おでん」「富士宮焼きそば」「浜松餃子」、これが自分が勝手に選出した3大であるが、炭水化物好きの自分には富士宮焼きそばが今のところ僅差のトップに位置しているといったところか。B級グルメは主役になれないという定義付けをするならば、「焼きそばはどうなのよ?」という議論がなされるところではあるけれど、お好み焼きやたこ焼きをおかずに出来るように、富士宮焼きそばも地元ではおかず!という声には賛成なので、この辺についての精査もB級で良いのではないかと自分では思っていたりもする。
物理的に1体しか存在しないはずの官庁発(が多いであろう)ゆるキャラ達よりも、“ご当地”という意味ではB級グルメのほうが地域に密着しているので好感が持てるのは自分だけではないはずだ。



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そんなことを考えながら、50枚入り餃子の皮パックを開封して1枚1枚包んでいた夕方。具材の分量と皮の枚数がピッタリ合ったことは過去に1回しかない。今回もボウルに入った具材を4等分して12~13枚ペースで臨んでみたものの、1枚分の具材が余分に残ってしまった。このリピートRPはなかなか手強いのだ。“そんなことを考えながら”やっているのではリピート成功が難しいことは100も承知である。



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by Tashinchu | 2014-02-24 17:00 | Foods | Comments(0)